【/w/】は両唇を強く丸めて突き出した状態で「ウ」という音を作り、ここから次の音へ移行する途中の音 両唇軟口蓋接近音・半母音・渡り音・移行音・接近音

この記事の執筆者

執筆者:エレナ

英語の発音矯正を専門に、延べ5,000人以上を指導。
発音を軸に、文法や英会話も含めて
「伝わる英語」を構造的に教えています。

目次

接近音/w/の音を聴いてみる

/w/は「有声・両唇・軟口蓋・接近音」に分類されます。

「有声」は声を伴う音、「両唇」は上下の唇を使う、「軟口蓋接近音」は舌の付根を盛り上げて軟口蓋に近づける、という意味です。

以下の子音チャートでその位置を確認してみましょう。

  両唇 唇歯 歯茎 後部歯茎 硬口蓋 軟口蓋 両唇軟口蓋 声門
  無声 有声 無声 有声 無声 有声 無声 有声 無声 有声 無声 有声 無声 有声 無声 有声 無声 有声
破裂 p b         t d         k ɡ        
摩擦     f v θ ð s z ʃ ʒ             h  
破擦             ts dz                
  m           n           ŋ        
側面               l                    
接近音               r       j       w    

/w/は日本語の「ワ」に近い音ですが大きな違いがあります。

このような特徴を認識したうえで、/w/を更に細かく見ていくことにしましょう。

/w/の読み方

口の形: 唇をしっかりと丸めて突き出す「口笛のウ」を作ってから「ワ」に移行する途中の音が/w/となります。 【注意】日本語の「ワ」は唇を丸めて突き出さないので、平べったい「ワ」となり、英語の/w/の音とは異なります。

筋肉: 両唇をしっかり丸めるための筋肉がかなり要ります。

音色: 「ゥワ」という音になればOKです。

/w/を含む単語

【注意点】

●スペルと発音記号の関係: 上段=スペル、下段=発音記号を照合しましょう。

●1マス1音節: 例えば Segwayは2マスあるので2音節となります。

●ストレスの位置: 文字サイズが大きいマスを強く読みます。

1音節 work

スペル work
発音記号 wɝːk

※/w/は唇をしっかり丸めて突き出しましょう。

1音節 was

スペル was
発音記号 wəz

※/w/は唇をしっかり丸めて突き出しましょう。
※Be動詞は基本的に弱形/wəz/なので、1音節でも文字サイズを小さくしています。

1音節 were

スペル were
発音記号

※/w/は唇をしっかり丸めて突き出しましょう。
※Be動詞は基本的に弱形/wɚ/なので、1音節でも文字サイズを小さくしています。

1音節 one

スペル one
発音記号 wʌn

※/w/は唇をしっかり丸めて突き出しましょう。
※スペルはoですが、発音記号は/w/である点に着目しましょう。
※語末の/n/の発音を疎かにしてはいけません。正しく/n/の口を作りましょう。

2音節 segway

スペル Seg way
発音記号
seɡ
weɪ

※/w/は唇をしっかり丸めて突き出しましょう。

要注意!スペルに「w」が無くても/w/を発音する単語

スペルに「w」という文字が無くても/w/の発音をする単語は要注意です。

そのような単語一覧は以下のとおりです。

スペル発音記号アドバイス
one/wʌn//w/の構えから/ʌ/に繋ぐ
queen/kwiːn//w/の構えから/iː/に繋ぐ
quality/ˈkwɑː.lə.t̬i//w/の構えから/iː/に繋ぐ
language/ˈlæŋ.ɡwɪdʒ//w/の構えから/ɪ/に繋ぐ
penguin/ˈpeŋ.ɡwɪn//w/の構えから/ɪ/に繋ぐ
スペルに「w」が無くても/w/を発音する単語
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