/ɝ/と/ɚ/の違い

/ɝ/と/ɚ/の基本は曖昧母音/ə/です

この音を理解する為にはまず曖昧母音/ə/を押さえておく必要があります。

/ə/はシュワ(Schwa)サウンドとも呼ばれています。

ここでは簡単に/ə/のおさらいをしますが、詳しくは専用ページをご覧ください^^

以下の母音チャートで分かるように/ə/は英語の母音の中央に位置します。

以下の2点を確認してください。

①口の開き方: 日本語のアの半分くらいの開き方
②舌の位置: 全く動かさない

簡単に言うと、口は軽く1mmだけ開いて舌を動かさずに「ア」というと/ə/になります。(暗いアとオの中間的な音)ここが口の中の中央位置だと、まずしっかり認識しましょう。

また/ə/は弱母音なので決してストレスは乗りません。

つまり/ə/は常に弱くて速い音なのです。

 

/ɚ/は弱母音(ストレスが乗らない音)

/ɚ/は/ə/の右側に鍵が突き出たような形をしているので鍵付き曖昧母音、又はhooked Schwaと呼ばれています。

/ɚ/は先ず/ə/の口の形を作った上で舌を天井に向かって1mmだけ立てて声を出します。
この時、天井と舌の間に隙間が空いていることが絶対条件です。曇ったアとオの中間的な音が出たら大丈夫です。

/ɚ/は弱母音なので常にストレスが乗りません。つまり弱く発音するということです。
弱母音は単に弱いだけでなく、速く発音されます。弱く・速い音なので聴こえ難いことが多いです。

/ɚ/は基本が曖昧母音/ə/なので、Rの音が加わっても曖昧なのです。

以下の単語で確認してみましょう。
ストレスの乗らない部分に/ɚ/が使われていることが分かると思います。

singer /ˈsɪŋɚ/

particular /pɚˈtɪkjəlɚ/

pursue /pɚˈsuː/

energy /ˈenɚdʒi/

teacher /ˈtiː.tʃɚ/

 

/ɝ/は強母音(ストレスが乗る音)

 

/ɝ/は、/ɚ/と同じ口の形で強く発音する音です。

/ɝ/は強母音なのでストレスが乗ります。つまり強く発音するということです。

唇を/ɚ/よりももう少し尖らせて、声帯を絞るようにすると力強い音が出ます。

「力強く、こもったアとオの中間音」が/ɝ/の音です。

以下の単語のようにストレスの乗る部分で/が使われていることが分かると思います。

ストレスの乗る音は、強く・多少長めに発音するとより英語らしく聴こえます。

 

girl /gɝl/

nurse /nɝs/

first /fɝst/

confirm /kənˈfɝm/

 

これで/ɝ/と/ɚ/の違いが分かりましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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