
英検1級。英語の発音矯正講師として延べ5,000人以上にオンラインで「伝わる英語の発音」を教える。メキシコで生まれ、スペイン・フランス・日本で過ごす。ワーキングホリデーでオーストラリアで働く。バックパッカーとして中国からインドまで周遊。日本企業の駐在員としてアメリカ・イギリス・中国で働いた経験あり。
英検1級。英語の発音矯正講師として延べ5,000人以上にオンラインで「伝わる英語の発音」を教える。メキシコで生まれ、スペイン・フランス・日本で過ごす。ワーキングホリデーでオーストラリアで働く。バックパッカーとして中国からインドまで周遊。日本企業の駐在員としてアメリカ・イギリス・中国で働いた経験あり。
/aʊ/のように連続する母音を二重母音といいます。
母音が2つあるのではなく、連続する1つの音と捉えます。
カタカナでは「アウ」と書きますが、「ア~ォ」の方が英語の音に近いです。
例えば
cloudは「クラウド」と書きますが、実際は「kラ~ォd」です。
(/k/や/d/はカタカナで表記できないのでそのまま発音記号を使用しました)
howは「ハウ」と書きますが、実際は「ハ~ォ」。
allowは「アロウ」と読み間違いが多いですが、実際は「アラ~ォ」です。
発音記号 /əˈlaʊ/ で分かるように、/ʊ/はウとオの中間音なので「ウ」というよりは緩い「オ」に聴こえます。
口の形: /a/ は日本語のアの1.5倍口を開ける「ア」
/ʊ/ は唇を緩く丸めてウとオの中間的な音を出す
筋肉: /a/ は口を大きく開ける際に顎の筋肉を使う
/ʊ/ は弛緩させるので筋肉は使わない
舌の位置: /a/ は舌尖が下前歯の裏に付く
/ʊ/ は後舌の軽い盛り上がりがある
音色: /a/ から /ʊ/ へ流れるように「ア~ォ」と発音する
/a/ は強く長め、
/ʊ/ は弱く短く、但し相手に伝わるレベルで明瞭に。
数値で表すと /a/ : /ʊ/ = 1.5 : 0.5 くらいの長さ
名称: 特にナシ
【注意点】
●スペルと発音記号の関係: 上段=スペル、下段=発音記号を照合しましょう。
●1マス1音節: 例えばlockdownは2マスあるので2音節となります。
●ストレスの位置: 文字サイズが大きいマスを強く読みます。
スペル | found |
発音記号 | faʊnd |
英語に近い音:ファ~オnd
カタカナ読み:ファウンド
スペル | cloud |
発音記号 | klaʊd |
英語に近い音: kラ~ォd
カタカナ読み: クラウド
スペル | how |
発音記号 | haʊ |
英語に近い音: ハ~ォ
カタカナ読み :ハウ
スペル | a | llow |
発音記号 | ə | laʊ |
英語に近い音: アラ~ォ
カタカナ読み:アロウ
スペル | lock | down |
発音記号 | lɑːk | daʊn |
英語に近い音: ラーkダ~ォn
カタカナ読み: ロックダウン