強母音【/ʊ/】と弱母音【/ʊ/】 唇を突き出さず緩く丸める「ウ」 短母音・円唇後舌め広めの狭母音

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    強母音/ʊ/ の音を聴いてみよう

    /ʊ/の名称はギリシャ文字由来のupsilon(ユプシロン)です。

    強母音かつ短母音の/ʊ/ はストレスが乗る強い音であり、短めの音です。

    /ʊ/ はまた、円唇後舌め広めの狭母音(えんしんあとじためひろめのせまぼいん)という母音に分類されます。下記の3つの要素を含む母音、という意味です。

    円唇=唇を丸める
    後舌め=舌のやや後ろ側を盛り上げる
    広めの狭=最も狭い口の開きよりもやや広め

    /ʊ/の読み方

    口の形: かなり弱く唇を丸める

    筋肉: 唇の丸めが弱いので筋肉は使わない

    音色: 日本語の「ウ」よりこもった「ウ」と「オ」の中間音。強母音かつ短母音なので強く、短めの音。

    /ʊ/を含む単語

    【注意点】

    ●スペルと発音記号の関係: 上段=スペル、下段=発音記号を照合しましょう。

    ●1マス1音節: 例えばensureは2マスなので2音節となります。

    ●ストレスの位置: 文字サイズが大きいマスを強く読みます。

    1音節 full /fʊl/

    スペル full
    発音記号 fʊl

    ※ 音節が1つしかない単語ではこの1音節を強く読めばよいのでストレスの位置を考える必要はありません。

    1音節 book /bʊk/

    スペル book
    発音記号 bʊk

    ※ 音節が1つしかない単語ではこの1音節を強く読めばよいのでストレスの位置を考える必要はありません。

    2音節 ensure /ɪnˈʃʊr/

    スペル en sure
    発音記号 ɪn ʃʊr

    2音節 woman /ˈwʊmən/

    スペル wom an
    発音記号 wʊm ən

    ※「ウーマン」ではなく「ウォマン」のように発音します。

    弱母音/ʊ/ の特徴

    /ʊ/の名称はギリシャ文字由来のupsilon(ユプシロン)です。

    弱母音かつ短母音の/ʊ/ はストレスが乗らない弱く、短めの音です。

    弱母音の/ʊ/は/ə/に近い音なので、辞書によっては/ə/で書かれています。

    /ʊ/ はまた、円唇後舌め広めの狭母音(えんしんあとじためひろめのせまぼいん)という母音に分類されます。下記の3つの要素を含む母音、という意味です。

    円唇=唇を丸める
    後舌め=舌のやや後ろ側を盛り上げる
    広めの狭=最も狭い口の開きよりもやや広め

    /ʊ/の読み方

    口の形: かなり弱く唇を丸める

    筋肉: 唇の丸めが弱いので筋肉は使わない

    音色: 日本語の「ウ」よりこもった「ウ」と「オ」の中間音。弱母音かつ短母音なので弱く、短めの音。

    /ʊ/を含む単語

    2音節  july /dʒʊˈlaɪ/

    スペル ju ly
    発音記号 dʒʊ laɪ

    3音節 educate  /édʒʊkèɪt/

    スペル ed u cate
    発音記号 edʒ ʊ keɪt

    5音節 congratulation  /kəngr`ætʃʊléɪʃən/

    スペル con grat u la tion
    発音記号 kən grætʃ ʊ leɪ ʃən

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