教材「Steve Jobs」で発音矯正 省略形(going to → gonnaなど )を使うかどうかは話者の自由

    この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール

    イニシャルSEさん
    性別女性
    年代50代
    職業ナレーター
    もっと詳しいプロフィール記事下をご覧ください

    本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。

    目次

    省略・脱落・連結などを使うかどうかは話者の自由だと分かりました

    SEさん

    今日から新たなセクション p.22「驚異のプレゼンでたどるジョブズの奇跡 ―Immortal Legacy」 に入りました。


    宿題① 単語の確認:

    単語を「英→日」と「日→英」を1問1秒で解答するという宿題の確認をしていただき、Elena先生から以下のアドバイスを受けました。 


    ◆Legacyは3音節であることを意識すること

    ◆「~したいと思う」would like toや 「自分の考えを述べる」Speak for oneselfは文中に引用されているまま、I‘d like toや Speak for itselfと答えてしまったので正確に把握し直しました。


    宿題② 自分の録音音声を聴いて自力で修正箇所を分析した結果の確認:

    ネイティブの音声を遅い速度で聴き、音声変化(連結・脱落・同化など)や、音素単位の声量の大小・呼気の強弱を確認したうえで、自分の
    録音音声と照合し正しい音を確認しました。


    その分析を元にElena先生と一緒に確認作業をしました。


    ここで気付きいたことは、going toが4回登場する中で、3回が省略形(gonna)だったことです。外国人講師との英会話レッスンで省略形のgonnaを使ったことがなかったので今後は使ってみようと思いました。


    また、疑問に感じたことは「なぜ1か所だけgonnaではなくgoing toを使っているのか?」ということですが、Elena先生から「音声変化をさせるかどうかは話者の自由」だと説明を受けて納得しました。


    更に気付いた点は、音声変化は「易しい単語と単語の間」なのに、
    初読みで上手く音声変化をさせられないという原因に対して「英会話をする時に、音声変化をさせた形を使っていないから」というシンプルな理由が浮き彫りに。


    私もネイティブが自然に発音している音声変化(省略・連結・脱落など)の感覚を身につけたいと思いました。


    そして文中で聞き取りにくかった箇所「them are 」は口をほとんど開けず早くモゴモゴ発音されていて、ほぼ聞こえないけれど、そこに「何かがある」聞こえ方を知っておくと同時に、自分も同じように発音できるようになることが大事との指標はわかりやすかったです。 

    講師Elena

    SEさん 

    いつもレッスン受講と、感想文のご提出有難うございます。


    going to が gonnaの他にも省略形は色々とあります。

    want to → wanna
    got to → gotta
    I would → I’d
    I had→ I’d

    省略形を使うかどうかは話者の自由と言いましたが、友人同士など
    カジュアルな場面では省略形を使い、改まった場面では省略は
    あまり使わない傾向があります。

    1つ1つの単語が正しく発音できることが前提で、省略形も使いこなせるようになるのがベストですね!

    「内容語」と「機能語」の分類には文法の知識が必須だと分かりました

    SEさん

    また、文法については、代名詞 they, them, one, we, you, などが何に該当するのか?を必ず突き止めることと、質問に対して即答できるかどうかも確認していただきました。


    ここまで単語・文法を確認したうえで、緻密な発音矯正トレーニング開始です。


    今日の課題文はP22最初の一文「Today, for the first time ever, I’d like to let Macintosh speak for itself」でした。


    受けたアドバイスとトレーニングは以下のとおりです。

    ◆Macintoshの音節ごとの強弱を確認し、できるまで練習しました
    ◆for itselfの連結の分析をし、できるまで練習をしました。


    次回までにネイティブ音声を完コピ出来るよう練習したいと思います。


    今日もありがとうございました!

    講師Elena

    私のレッスンは「発音矯正」ですが、実は発音と文法は
    密接に結び付いていますから、文法を無視した発音矯正
    というのはあり得ないんですよね。


    その理由は単語は品詞によって「内容語」と「機能語」
    分類されるのですが、ここで品詞(文法)の知識が無いと
    分類することができませんよね?


    文法と発音が結び付いている点というのがコレ↓です。
    「内容語は強形」「機能語は弱形」という基本ルール。


    基本があれば例外もあります。

    ここで例外を語ると長くなるので割愛しますが、先ずは
    基本ルールを押さえておくことが大事です。


    内容語と機能語の分類方法は以下のリンクから別の
    記事でご確認ください。

    https://elena-english.com/and-weak-strong/


    them areがモゴモゴ発音される理由は、両者とも機能語
    だからです。


    「機能語は弱形」つまり「小声で短く」です。


    もし、them areを強形で発音すると音が長くなるので、
    リズムが合わなくなってしまうんですよね。


    それぞれの言語には「リズムの法則」というものがあり、
    英語には英語の「リズムの法則」に従わないと英語らしく
    聴こえないのです。


    それについては別の機会にご説明しますので、先ずは
    them areを小さい声で短く(速く)発音するよう練習
    してきてくださいね😊


    Where there is a will, there is a way.(為せば成る)を
    信条にコツコツと練習を積み重ねましょう p(^^)q

    受講生SEさんの詳しいプロフィール

    20年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい!と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1~)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい!です。

    本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。

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