外国人講師との会話1000時間投入!200時間単位で手応えを感じるので200時間x5クールを頑張ってみよう!

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    英会話できるようになるには継続が大切、と分かっているけれど一体何時間勉強すれば話せるようになるの?

    多くの方が、こんな疑問を持ちながら英語学習を継続されていると思います。

    具体的な例を挙げると、現在 英検2級又はTOEIC600点程度の実力があるけれど会話は辛うじてできるレベルの方が、会話1000時間練習をすれば体感として相手の英語が約65%聴き取れて約65%伝えられるレベルになるでしょう。

    たったの65%!?と思ってはいけません。このレベルに持ってくるのに血反吐白くらいの努力が必要なんです! この数値を体感80%に上げるためにはTOEIC800点、英検準1級レベルに基礎力を高めると同時に更に1000時間の会話練習が必要となります。

    分かりやすくするために以下の表で確認してみましょう。このデータは私の体験をベースに作成しましたので個人差がある点、ご容赦ください。私自身、英検2級に毛が生えたくらいのレベルでオーストラリアに行った時に、リスニングもスピーキングも自信喪失するほどできなかった時点をスタート地点としております。

    基礎学力話せる・聴けるレベル会話練習時間話せる・聴けるレベル
    英検2級体感30%1000時間体感約65%になります
    英検準1級体感65%1000時間体感約80%になります
    英検1級体感80%1000時間体感約90%になります

    現在英検2級レベルで、会話に苦労している学習者さんが体感90%で話せて聴けるようになるためには、合計3000時間の会話練習量が必要ということになります。当然ながら、会話練習だけしててもダメですよ。バランス良く基礎学力も上げていかないと90%の理解力には手が届かないんです。

    私自身、英検準1級レベル時代でも体感65%でしたからその上に行きたければ更に1000時間の投入が必要だった、ということですが、当時はそのようなことが分からなかったので闇雲に色々な事をやっては上達が感じられずに落ち込み、挫折をしては時間を無駄にするという繰り返しでした。出口が見えず数十年も悩み続けたワケです。

    着目していただきたいのは、基礎力(語彙・文法・発音)はある程度あっても会話はできなかった、と言う点です。恐らく標準的な日本人学習者様は似たような状況にいらっしゃるのではないでしょうか? 基礎があるのに会話ができないのはどうしてでしょう?

    随分後になって分かりましたがその答えは超シンプルで冒頭でお伝えした「会話練習」の絶対量が足りてなかったからなのです!! 会話が出来るようになるためには会話の練習をしなければならない、なんて当たり前だと思いませんか? でも、この当たり前のことが分かっていなかったし、自分ではやってるつもりでも練習量が全然足りていなかったのです。

    会話練習と言ってもシンプルではありません。語彙と文法が正しく使えているのに、適切な発音をしなければ、本当にまったく通じないのですから!! 私は発音にはそこそこ自信をもっていたのですが、実際の会話では困難を極めました。どんなに英検やTOEICで高得点をとっていても、発音が通じるかどうかはまったく別次元の問題なのだ、と思い知ったのです。

    その後、繋がったり消えたりする発音方法を練習して、コツが掴めるにつれ相手の英語も聴きとれるようになったという体験をしたので「発音を無視しては上のレベルに行けない」と断言できます。

    発音を無視しては上のレベルに行けません!

    いまだに世間では発音軽視論が散見されますが、私は、発音は言語の土台だと考えています。発音記号1つ1つ適切に発音できることは基本ですが、それだけではまだ足りません。連結や脱落という変化する音のロジックを知り、自分自身でそれが発音できるようになれば、リスニング力も格段に上がるのです。

    シドニーで住んでいたある日、オーストラリア人から「君の英語の発音は綺麗だけど、まるでロボットみたいな話し方だね」言われてひどく傷ついたのを覚えています。そんなことを言われても、どうすれば自然な英語が話せるのか、当時の私には全く分からなかったので途方に暮れました。同時に、相手の英語が聴きとれない理由も分からずに悶々とする日々が続きました。

    Connected Speechを極めると発音・リスニング両方に効く

    随分後になって分かったのですが、「話せない・聴こえない」を解決する答えが「Connected Speech」にあったのです。最初から知っていたらどんなに楽だっただろう、と心の底から思いました。Connected Speechとは、音が繋がって他の音に変化したり、ある音が隣り合わせになると1つ前の音が消えるなど、音の連結・脱落・同化などと言われているアレです。

    このような自分自身の苦しかった経験を英語学習者の皆さまに発信することで、少しでも悩みを取り除き、進むべき方向性を見出していただけたら嬉しく思います。「聴こえない」「話せない」という点は、発音だけの問題ではありませんが、先ずは土台になる発音面をクリアしていただきたく、このサイトでは発音関連中心に書いていきたいと思っています。

    発音が語学習得の基礎となるので、順番的には最初に発音習得するのが良いと思いますが、ある程度コツが掴めたら同時進行で会話練習もしていただきたく思います。〇〇が完璧になったら会話をしよう、という考え方ではいつまで経っても話せるようにはなりません。間違っても全然構わないので、思い切って飛び込む勇気も必要です。私もオーストラリアでは恥ずかしいレベルの英語でも一所懸命立ち向かっていったからこそ、自分に何が不足していたのか、が見えてきたのです。

    会話1000時間は「絶対量」です。

    話しを戻しますが、冒頭で述べた1000時間は「絶対量」です。

    絶対量とは、あるレベルに到達するためにどうしても必要な量です。 逆に考えると、これだけの時間を投入しなければ絶対に上達しない、ということになります。ただ、最初から1000時間を目指すと精神的に苦しいので、200時間単位の会話を5クールやる、と計画を立てれば先が見えてきますよね。この結論は私自身の英語習得の経験に基づいておりますので、テキトウなことを言っているわけではありません。

    200時間を1クールにする理由は、200時間が上達の手応えを感じられる1区切りだからです。 100時間くらいでは上達があまり実感できませんが、頭や身体は、英語のリズム・発音・語彙・文法などを吸収して蓄積しています。その蓄積が開花するのが200時間単位なのです。だからそこに到達する前に学習を止めてしまうと、それまでの努力が水の泡となります。にもかかわらず殆どの方がそれ以前に挫折しています。これはとても勿体ないことです。

    200時間x5クール=1000時間を淡々とこなしてみてください。上達した・しないという議論はその後でしてください。この絶対学習量をこなしていなければ、残念ながら議論する土俵にすら立てていないのですから。。。ところで、独学や、日本人講師とのレッスンは、この1000時間にカウントしてはいけません。なぜならば、日本語のサポートがあるので「自分の力で英語を聴いて話す」という目的から逸れてしまうからです。心を鬼にして「英語オンリー」の環境を作り出しましょう。

    会話1000時間の学習計画の立て方

    さて、学習計画というと「月に何時間」と考えがちですが、逆から考えてください。つまり、1日にどれだけの時間投資できるか?という視点から計算するのです。

    例えば投資可能時間が1日1時間ですと1000時間÷1時間=1000日かかる、ということになります。 年に換算すると約2.7年ですね。この手順で計算式一覧表を記載しておきますので現状に合わせて学習計画を立ててみてください。

    1日に投資可能な時間会話1000時間達成する迄にかかる時間
    30分5.47年
    1時間2.74年
    2時間1.36年
    3時間0.91年
    4時間0.68年
    5時間0.54年
    6時間0.45年
    7時間0.39年
    8時間0.34年

    語学学習は毎日取り組むのが効果的です。人の脳は、1日後には覚えたことの74%忘れると言われていますので間を空けるのは得策ではありません。とはいっても、毎日英語に時間を割けない方もいらっしゃると思います。その場合は、1日おき、2日おき、週末だけ等、状況に合わせて目標到達までの日数計算をしてみてください。分散させるほど、目標到達までの時間が長くなりますが、最初に分かっておいた方が今後の生活設計が立てられますよね。

    私のようにダラダラ悩みながら数十年かけるよりも短期集中である程度のレベルに到達できた方が、時間の使い方としては賢明だと思いますよ!この記事では「会話の絶対量」についてお話ししましたが、会話を成立させるためには土台が必要です。その土台とは「発音」「語彙」「文法」の3要素です。この3要素がぐらぐらしていてはそもそも会話ができませんので、同時進行で別途強化しなければなりません。

    それぞれの強化方法は別途記事に書きますのでお楽しみ(^^♪

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    Native Campで、どうしてもお気に入り講師のレッスンを受けたい、と言う場合は予約もできますが、予約料金がかかります。 その金額は講師によって異なりますが、ネイティブ講師の方が、非ネイティブ講師より高いです。予約ばかりしていると高くなりますが、そこはお財布と相談しながら、となりますね。

    無制限で受講できるといっても、ネイティブ講師は人気があるので予約なしでの受講はほぼ不可能です。非ネイティブであればすぐに受講可能な講師が必ずいますから、実質いつでも受講することが可能です。Native Campの記事を書く以上、私自身ユーザーとしての体験をした方が良いと思い今年の6月に入会しました。 最近は毎日3時間 非ネイティブ講師と予約なしで会話しております。英語を教える立場であっても、日々話していないと錆びついてしまいますので会話力維持のためにも受講しようと決めたのです。

    ただし、私の場合「英語で他の分野を学ぶ」という考え方でNative Campを利用しています。 最近、歴史専攻の大学生(セルビア人)から世界史を学んでいるのですが、未来の大学教授からマンツーマンで講義を受けられるのは有難いことですよね。高校生の頃、大嫌いだった世界史がセルビア人講師のお陰で今では得意分野に変わりました!

    マケドニア人講師のレッスンではキリスト教の起源について学んでいます。日本では一般的に宗教の話しは避ける傾向にありますが、キリスト教やイスラム教に対する理解なくして欧米の文化を理解することはできません。このようなお話しをヨーロッパの方から直接お話しを伺うことができるのは貴重なことです。

    英語で歴史や宗教を学ぶ。こんなメリットがあるなんて、お得だと思いませんか? どうしてこんなに頑張るかと言うと、持論である「200時間単位で上達が感じられる」について、自分自身を実験台に検証しながら発信していきたいからです。もちろん、私自身も200時間x5クール=1000時間を目指していますよ^^

    実際、この4か月で150時間英語で会話した感想として、当初よりも使える表現が増えて以前よりもスムーズに言いたいことが言えるようになっていると感じます。読者さんの中には既に話せるのにどうしてまだ受講するのか不思議に思う方がいらっしゃるかと思いますので、補足説明させていただきますね。

    私はアメリカ・中国・イギリスなど海外で営業の仕事をしていたので常に英語を使っていました。そして2015年には全力投球で英検1級に合格を果たしました。合格に必要な語彙数は10,000~15,000語です。一方、英語ネイティブの大人の語彙数は学力にもよりますが30,000~40,000語です。ネイティブのように流暢に話したければ、15,000語でもまだまだ足りない、ということが分かりますね?

    因みに私の今日現在の語彙数は約10,000語です。英検1級合格直後はもっと語彙数があったと思いますが、5年も経てば日常的に使わない語は忘却の彼方です。だからこそ、日々研鑽を積まなければと気持ちを引き締めて今日も2.5時間(6レッスン)受講予定です!皆さんも一緒に頑張りましょう♪

    ところで、ご自身の語彙数を知ることは英語学習に於いて大切なことです。何故ならば、スタート地点を知らなければ学習計画が立てられないからです。Weblioの語彙力診断は無料で1日4回まで受験できます。 何日かに分けて10回ほど受験してその平均を出してください。それが現在の実力です。以下リンクから是非チャレンジしてみてください!

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    この記事では会話練習の重要性に焦点を当てましたが、会話を支える3要素「発音」「語彙」「文法」の学習方法について、それぞれ記事を書こうと思っていますのでお楽しみに(*’▽’) それでは、やる気が冷めないうちに是非Native Campの無料トライアルにご登録ください! 今なら特典として3,000円OFFクーポンプレゼント!
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