TOEFL学習計画の立て方と学習方法

    英語圏に留学するときに必要になるのがTOEFLという英語力を測定する試験の点数です。TOEFLの点数を上げるのに絶対に必要な語彙力を伸ばすために殆どの学習者が単語帳を買うのではないでしょうか。でも、その単語帳、効果的に使えていますか?

    講師Elena

    この記事を読むと、単語の覚え方と「いつまでに何語覚える」という
    学習計画の立て方がわかりますよ!

    目次

    志望大学の要求するTOEFLの点数を確認する

    例えばAという大学に行きたいとします。

    各大学の公式ホームページをみれば入学要件が分かりますのでリサーチしてみましょう。英語圏の大学なので、全て英語で書かれていると思います。英語が読みこなせない場合は、Google翻訳など翻訳ソフトを使うこともできます。

    講師Elena

    この時点で入学日べておきましょう。
    かなり重要なポイントになりますよ!

    ここまで分かれば次に自分の現在の点数を確認します。目標が分かっても自分の立ち位置が分からないと学習計画の立てようがないからです。

    TOEFLの試験を受けて現在の点数を把握する

    自分のTOEFLの点数を確認するためにどうすればよいか? 

    それは実際にTOEFLの試験を受けてみることが一番ですが、1回の受験に約3万円もかかるとなると少しためらいますよね? それでもしっかりと把握したい場合は、最寄りの受験会場を探して受験してみてください。

    いきなり受験しても本来のチカラが発揮できないのに3万円は勿体ない、というばあいはTOEFL公式問題集を購入して試験会場と同じ環境で問題を解いてみましょう。

    講師Elena

    これで目標と立ち位置が確認できましたね。

    入学日の半年前までには目標の点数が取れるように学習計画を立てる

    目標の点数から現在の点数を引くと、学習のボリュームが算出できます。

    仮にA大学の求めるTOEFLの点数が71点/120点で、自分の点数が20点ならば「71-20=51」となります。

    ですが、甘めの設定をしていてはいけません。試験の内容によっては実力が発揮できないこともあるので要求される点数が71点だとしても少し高めの80点で設定しておく方が無難です。そうすると「80-20=60」となりますので60点上げるという目標が定まりました。

    次に、学習時間を逆算します。一般的な目標としては入学日の6か月前までに目標の点数が取れるように設定すればよいでしょう。

    仮に2024年4月1日が目標の日時で、今日現在が2023年9月1日時点とすると学習時間は8か月となります。つまり、8ヶ月で60点UPしなければならないということです。

    講師Elena

    ここまで学習期間とUPする点数が分かりましたので、
    次に学習計画を立てましょう。

    TOEFLだけではない!どんな試験にも必要な語彙力に最初に取り組む

    どのような英語の試験を受けるとしても、まず必要となるのは語彙力です。

    でも、語彙力を上げるのって大変ですよね?多くの学習者が単語を覚える方法が分からずに苦戦しているのではないでしょうか?ここでは確実に着実に単語を覚える方法とオススメの単語帳をご紹介します。

    単語は「耳」と「口」で覚えましょう

    もし今現在、単語帳の英語を「目」で見て、日本語の意味を「目」で見ているならばその学習方法は危険なのですぐにやめてください。効果的な英単語の覚え方は英単語を「耳」で聴いて、「口」から声を出して正しい発音で覚える方法です。

    TOEFL用オススメの単語長はコレです!

    この単語長はRank1~4まで、レベル別に単語が分かれているので自分の設定した目標の単語数を数えてみましょう。

    今回は80点狙いなので、Rank1~2(104ページ分)の単語を覚えればよいという風に目標が立てられます。

    単語は最初に詰めて覚えるが勝ち!

    104ページ分の単語を1か月で覚えてしまおう!と言ったらよく驚かれるのですが、学習時間が短いばあいはこれくらい詰め込む必要があります。もしこんなハードスケジュールは嫌だ!という方はもっと早く行動を開始しましょう。

    104ページを30日で割ると約3.5ページです。1ページに40単語掲載されているので、40×3.5=140。つまり1日140語を覚える計算になります。100%じゃなくてもいいです。90%くらいできたら、次に進んでください。とにかく1日140語を覚えるのです。

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