
英検1級。英語の発音矯正講師として延べ5,000人以上にオンラインで「伝わる英語の発音」を教える。メキシコで生まれ、スペイン・フランス・日本で過ごす。ワーキングホリデーでオーストラリアで働く。バックパッカーとして中国からインドまで周遊。日本企業の駐在員としてアメリカ・イギリス・中国で働いた経験あり。
英検1級。英語の発音矯正講師として延べ5,000人以上にオンラインで「伝わる英語の発音」を教える。メキシコで生まれ、スペイン・フランス・日本で過ごす。ワーキングホリデーでオーストラリアで働く。バックパッカーとして中国からインドまで周遊。日本企業の駐在員としてアメリカ・イギリス・中国で働いた経験あり。
前回P76のNGは「Your work is going to fill a large part of your life.」の「fill」が「feel」と音声認識されてしまっていた為、この一文を正しく5回連続言えるようにというのが宿題でした。
①「fill」の発音記号(/fɪl/)の確認!
②注意点(短母音・ɪ =イとエの中間音・語末のL=暗いL=基本形の口でオ)
③音の変化(原形fill a→/fɪlə/)等を十分意識しながら5回連続にトライするも、5回中1回しか正しく認識されず、再び「feel」となっていました。何度も練習していて暗唱できていたので、今度は携帯を正面に持ち、携帯に向かって言ってみました。
すると最初の1文は正しく認識され喜んだのも束の間、次から音読中には「fill a」となっていても、1文読み終えると「feel a」に変換されてしまいました。試しにGoogle音声認識ソフトでトライしてみたところ5回連続正しく表示されたので少し気分が救われ迎えた今日のレッスン…。
Elena先生からのアドバイスで、もっとタイトに短く!靴のブラントFILAを言うようにと意識したり、一緒にジョブズさんの音声を聞き直したところ音の高低差が平坦になっていたので修正したり…と練習した甲斐あって正しく認識される率もあがりました! 最後に「feel」となってしまう現象は変わらずでしたがこれはWordのバグだろうとの判断でP76は卒業できました。
続いてP78を音声認識したところNGは「read a quote」が「let the code」となっていた一か所!
まず「read」(/red/)が「let」となっていたのは明らかに「r」の発音が出来ていなかった証!そして「quote」(/kwoʊt/)が「code」(/koʊd/)となったことを分析し見えてきたことは、「/w/」の口の構えが出来ていないということ! 確かに2重母音「oʊ」を気を付けようと意識はあったものの、「/w/」の意識が欠けていました。
/w/=摩擦する長いストローのウであり、この音自体を長く発音してはならず、次の母音に素早く移行する!
この音はあくまでも口の構えなので長く発音してはならず、次の母音に素早く移行する!
ここで「quote」のほかにも「queen」(/kwiːn/)のように「qu」(kw)など発音と綴りに一定の法則があることを「フォニックス」と呼ぶこと(ただこの法則にも例外が多いこと)や、子音は呼気を妨害する音であり有声音と無声音に分かれるが、母音は呼気を妨害しない音であり100%有声音だということ、また音声学的に「吐く息」を「呼気」と呼ぶこと等など丁寧な説明を受けました。
最後この一文を繋げて音声認識したところ「read a」が「read the」となってしまった原因(連結がstop dのようになっていた)を修正し無事5回クリアできました!
瞬時に問題解決できるのもElena先生レッスンの魅力です!
今日もありがとうございました!
レッスン後、Elena先生より「fill」(/fɪl/)が出来ていない最終要因は母音/ɪ/(=イとエの中間音)ではないかということで、「エ」の音を入れて短く発音してみてくださいとのメッセージをいただきました。
私は「エ」の音を頭に浮かべ短く発音してみたところ「fill」が出ました!次もその次も「エ」を念頭に置いて言うと「fill」が出ました!
動画も見直し、イとエの中間音なのに「エ」に対する意識が低すぎだったことに気付きました。
またも速攻で問題を解決してくださったElena先生のミラクル・アドバイスに感謝です!