本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ＆プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。
この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール
| イニシャル | SEさん |
| 性別 | 女性 |
| 年代 | 50代 |
| 職業 | ナレーター |
| もっと詳しいプロフィール | 記事下をご覧ください |
吐く息の強さも発音の重要な役割を果たしていると分かりました
SEさん教材：「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ＆プレゼン」
今日はまず教材「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ＆プレゼン」P26の最後の一文「This is huge. The coolest thing about iPod is that whole …y …your entire music library fits in your pocket」の音読で3回音声認識が合格することを目標に確認していただきました。
1回目はOKでしたが、2回目はthat→theに誤認識されました。
改善案として、thatの語末の/t/を小さな「ッ」に置き換えるような意識で吐く息の調整するようアドバイスをいただきました。
iPodにおいては基本的にiもPodも強形ですが、話者は「Pod」の音節を弱めに発音しています。本来の音の強さを理解した上で、話者の強弱を真似ましょうと解説してくださいました。
音読練習の結果100%文字化ができました。
講師ElenaSEさん
いつもレッスン受講と、感想文のご提出有難うございます。
細かい点を改善し3回とも音声認識が合格になりました。
おめでとうございます！
今までは１文ずつの改善でしたが、今日は全文の音声認識に挑戦していただきます。複数の文を一発合格させるのは至難の業ですが、既に土台ができているので自信を持って取り組んでいくださいね＾＾
それにしてもhugeの語頭の/h/や、coolestの語頭の/k/の吐く息の強さが感動レベルで上手くできていました👏 練習の成果がしっかりと出ていますね！
録音音声のBeforeとAfterを比較するとその差は歴然！
SEさん次に、P.26全文の音声認識に挑戦しました。
音声認識はクリアできたのですが、digital/ˈdɪdʒ.ə.t̬əl/で/dʒ/=破擦音＝朝顔型の唇が出来ていなかったと、また/dʒ/は日本語のジではない！とElena先生からご指摘がありました。
口の形が崩れると正確な音が出ないことを再認識しました。
そこで部分的「the popular open formats of digital music」を抜き出し練習したところ「formats」/ˈfɔːr.mæt/のfɔːr/では唇を丸く、そして/mæt/は縦に唇を開けることはじめ、popularの語末/lɚ/は口を狭めopenの二重母音/ˈoʊ/は大きい丸から小さい丸へ唇を動かすなど一連の流れを丁寧に確認できました。
それを踏まえてもう一度全文の音声認識をしたところ、100%文字化できたうえで「今回の音読は魂がこもっていた」と言っていただけました。
これでP.26は卒業です！
ホッとし嬉しかったですが、P.26の全文音読の録音が宿題となりましたので、今日復習した箇所を含め完成度の高い音声ファイルを提出したいと思います。
最後に初読みをした2023.11.30の録音音声と、現在の音声とを聴いて比較したところ、その差は歴然でした。
今日の宿題として、上達した点を自分の言葉で書き出すという作業がありますので、自分なりに振り返り、明記しておこうと思います。
最後にP.28の初読みをしました。
また次のステップに向けて頑張ります！
今日もありがとうございました。
講師Elena全体的にとても良く発音できていらっしゃる中で数か所改善点がありました。唇の形が音を作る重要な要素となりますので、丸くすべきところを横にしたり、縦の広さが足りなかったり、色々と大変ですが慣れれば無意識で口が動くようになりますよ＾＾
例えば、以下のように
・丸い唇が必要な母音は/ʊ/ /u/ /o/ /ɔ/
・朝顔形の唇が必要な子音は/ʃ/ /ʒ/ /tʃ/ /dʒ/
のようにグループにすると覚えやすいですね😊
しっかりと練習をしていらっしゃるので、本当に魂を込めた読み方ができるようになっていらっしゃいます。この技術を全ての文に適用して全文に魂が込められるようになってくださいね♪
SEさんはほぼ全ての発音記号が頭に入っていらっしゃると思いますので、今後は形毎のグループ化に視点を移していきましょう。
Good luck✨
本レッスンで使った教材は「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ＆プレゼン」です。
生声CDと英語のスクリプトと対訳もついているので英語を学ぶ教材としてオススメです！
２０年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい！と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1～)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい！です。