教材「Steve Jobs」で発音矯正 正確な発音を積み重ねていけば最終的に英語の音を自由自在に操れるようになる

    この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール

    イニシャルSEさん
    性別女性
    年代50代
    職業ナレーター
    もっと詳しいプロフィール記事下をご覧ください

    本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。

    目次

    初回音読で「連結・脱落・同化などの音声変化」を見抜く力を養いたい

    SEさん

    「驚異のプレゼンでたどるジョブズの軌跡」Immortal LegacyにてP22初読みを6/11に行ってから一文ずつの改善を経て今日3回目の全文音読:

    P.22全文音読の結果、100%音声認識されました。

    が、Elena先生より音素レベルでgarage /ɡəˈrɑːʒ/の/rɑ/がカタカナの「ラ」になっていたとのご指摘を受けました。

    レッスン後に動画を確認したところ自分でも/rɑ/と「ラ」の違いが聴き取れました。

    その他の評価としては、音節レベル・強勢レベル・idiomレベル・文レベルの発音は完璧と言っていただきとても嬉しかったです。

    少し改善が必要なのは「繋ぎ部分」で、完璧まであと一歩とのことだったので、練習を重ねたいと思います。

    このページ(p.22)を通して、単語間で起こる音声変化の分析が自分でも少しずつ出来るようになりましたが、まだ瞬時に捉えることは出来ません。

    音声変化のパターンに慣れ、語間がスムーズに繋がるよう練習を重ねたいと思います。

    また弱形をいかに曖昧に発音するか、どこを強く(明瞭に)読んでいるかなど、ネイティブ音声を徹底的に真似ることが大切で、文単位でのリズム感やトーンなどメリハリある音読を学ぶことが出来ました。

    講師Elena

    SEさん 

    いつもレッスン受講と、感想文のご提出有難うございます。

    初回と今日の音読を比較したら目を見張るような上達ぶりでしたね!

    私が一番重視しているのは「正確さ」です。

    流暢さや速さは「正確さ」という土台ができた後のことになります。

    流暢さは連結・脱落・同化などの音声変化がポイントなりますよね。

    ①単語1つ1つの発音
    ②音声変化

    上記の①と②は順番に個別に学び、実践し、改善し、正確さをとことん追求します。自己ベストに到達したらようやく③速度に目を向けます。

    ゆっくり発音してできないのであれば、速く発音してできる筈がないですからね(^-^; 

    SEさんは上記の趣旨を十分ご理解いただいているので、1文につき約100回という練習量をこなしていただいています。

    その血と汗と涙の結晶が完成度の高い音声となって産出されています。
    本当に素晴らしい音読を披露していただきありがとうございました👏

    「意味に応じた読み方」こそが会話に直結する

    SEさん

    P22完成の音声録音は宿題になり、次のP24の初読み音声をElena先生と一緒に確認していただきました。


    読み間違えや音声認識のNGが少なく1つずつの単語の発音は綺麗だったことや、単語の語尾上がりのクセが抜けていたなど、今までの初読みと比べて明らかに上達していると言っていただけ少し安心しました。


    ただまだ初読みから意味を理解するまでに至っていませんし、間違えず読むことに注意を払っていた読み方もバレバレでした。


    単語の1秒解答(日→英、英→日)では、powerful/ˈpaʊ.ɚ.fəl/にて二重母音/aʊ/の/a/で口を大きく開けて/ʊ/で/小さくすぼめるアクションが必要であることや、megahertzは日本語読みのメガヘルツではなく/ˈmeɡ.ə.hɝːts/となることがわかり、/ɝː/の読み方も復習しました。

    またWeblio英和辞典でsmokeの「~に楽勝する」という俗語の掲載がありませんでした。そのようなときは、他の複数のオンライン辞書を探すという方法をご紹介くださいました。結論として「アルクの英次郎」という英和辞典に掲載がありました。

    それから最初の1文を音声認識させ、そこはクリア。

    そこで単語間で音声変化があるのかないのか、分析の記し方を伝授くださいました。この一覧を完成させ、繋ぎ部分に注意して徹底耳コピ出来るようネイティブ音声を良く聴きたいと思います。


    今日もありがとうございました。

    講師Elena

    初回は読み方や意味が分からない単語があったり、文法もあやふやな
    箇所があるのでたどたどしい読み方になるのは仕方ありません。

    ですが、レッスンを通して以下の順番で必要な情報を先ずは身に付けていただいております。この時点で疑問を全て解決しておくことが大切です。

    1.単語の発音(単体の発音)
    2.単語の意味
    3.イデオムなど意味のまとまりの発音(連続する発音)
    4.イデオムなど意味のまとまりの意味
    5.必要に応じて文法
    6.文の意味

    ここまでできてから実際の「読み」に入りますが、最初からネイティブと同じ速度で音読するのは到底不可能です。

    ですから先ずは0.3くらいの低速からリピーティングをし「正確さ」を追求し納得ができるレベルに達成したら徐々に加速してSEさんが心地よい速度まで引き上げます。

    リピーティングで納得がいくレベルに達したら、次は低速からオーバーラッピングをしていただきます。リピーティングと同じ要領でSEさんの快適な速度で納得がいくレベルになったらレッスンで披露していただく。

    単語間で起こる音声変化の分析はいままで私がしていましたが、先月からSEさん自身で対応していただくようになりました。

    自習での課題もかなり多いと思いますが着実にこなしてきていただいているので、その分上達もついてきていると感じます。

    リピーティングやオーバーラッピングをする前の「仕込み」が重要です。その理由は、意味が分からないと「意味に応じた読み方」ができないからです。

    「意味に応じた読み方」こそが会話に直結する部分だから重要なんです。
    喜怒哀楽などの感情、魂を込めて英語を読んでくださいね。

    外国語としてではなく、自由自在に自分の気持ちを音声に乗せられるようになっていただくことが最終目標です。

    その為には発音がベースになるのですが、もちろん語彙力と文法力も同時に付けないと自由自在に話せないですからね。

    最後になりましたが、今回の初回音読のレベルは今までで最高レベルでしたので、一歩ずつ「初回」が上達していらっしゃいます。

    引き続き努力を続けていきましょう😊

    受講生SEさんの詳しいプロフィール

    20年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい!と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1~)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい!です。

    本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。

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