「音節単位」で音を捉えることが会話力・聴力向上の秘訣

    この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール

    イニシャルSEさん
    性別女性
    年代50代
    職業ナレーター
    もっと詳しいプロフィール記事下をご覧ください
    目次

    音節末の/r/ + 音節頭の/ə/ = /rə/と連結することを理解しました

    SEさん

    今日はP14の最初の一文「As we’ve been reporting Steve Jobs has decided to step aside as chief executive officer of apple but he will still be chairman」の現状確認からスタートしました。


    前回音声認識は合格出来ていましたが、もう一段階ネイティブ音声に近づけるよう練習することが課題になっていましたので、ストレスのかかっている場所・音の高低・リズム感・音の繋がりなどを再度確認し練習して挑みました。


    Elena先生はその成果を認めてくださりつつ、「officer of」連結箇所で、r+母音において、語末rの引っかかりがないとのことで、連結における音の変化を、発音記号を明記しながら説明してくださいました。


    その際もUS表記とUK表記の違いの補足を加え、わかりやすいUK表記で教えてくださいました。 

    講師Elena

    SEさん いつも受講有難うございます!


    officer of  が連結したらどうなるか、以下発音記号で
    ご確認ください。

    原文  /ˈɒf.ɪ.sər/  /əv/
    連結  /ˈɒf.ɪ.sə/  /rəv/

    元々、音節末だった/r/が、連結すると次の音節頭になりますよね? 
    ですがこの/r/は引っ掛けの/r/なので強く発音しないように注意してください。なので/r/を少し小さくしました。 


    そもそも/sər/ と/əv/は弱音節なので声量も呼気も弱い点にも留意してください。強音節と弱音節の読み方の違いにも気を配れるようになるとグッと英語らしくなりますよ^^

    「音節単位」で音を捉えることが会話力・聴力向上の秘訣だと学びました

    SEさん

    また語末の子音+語頭の母音の連結がどうなっているのかは、ネイティブがどう発しているか順応するようにともアドバイスくださいました。


    次の1文「His resignation has had a ripple effect throughout the computer world」においても語末の子音+語頭の母音の連結箇所「ripple effect」をどう滑らかに繋ぐか、またこの2つ名詞からなる複合語はどちらを強く読むのかなどを確認し、音声認識も合格できました。


    その次「And here are a few reflections on Steve Jobs legacy from his coworkers colleagues and friends」は、冒頭「And here are a」で連結が2回続きAndの/d/は脱落すること、「reflections on」も語末の子音+語頭の母音の連結があることを理解しました。


    最後半ページの音声認識にトライしましたが、「And here are a」の連結部分が未完成でしたのでまた来週までに練習を重ねたいと思います。

     
    今日もありがとうございました!

    講師Elena

    今回は officer of に続き、repple effect や reflextions on など、連結に焦点が当たっていますね。連結は「子音+母音」と書きましたが、更に詳しくは「音節末の子音+音節頭の母音」です。


    連結は単語と単語の間で起こる現象と捉えられがちですが、実は単語内(音節間)でも起こっています! 


    今までは単語を1つの単位として捉えていたと思いますが、今後は単語と言う枠を超えて「音節単位」で音を捉えるようにしていきましょう。 


    これが英語を流暢に話すことと、リスニング力UPする秘訣なんですよ😊


    今日もありがとうございました!

    受講生SEさんの詳しいプロフィール

    20年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい!と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1~)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい!です。

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