単語は「発音」と「意味」の両方できて初めて「できた」と言える、と学びました

    目次

    子音/f/の口の形と、母音/ɛ/と/e/の違いを習得しました

    講師Elena

    MY さん、いつも発音矯正レッスンの受講有難うございます。

    MYさん

    Elena先生
    今日もレッスンありがとうございました。
    以下、受講感想文をご一読くださいませ。
    ———————————————————————————————-
    今日の単語は、意味の難易度が上がり難しかった。



    emphasize は、英検2級の頻出動詞だった。2016年度第1回で出た。
    覚えておかないといけない単語だ。例文と一緒に覚えるのが良いと教えていただいた。



    発音も/m/で口を閉じ/fə/を出すのがスムーズにできない。
    /ɛm/にストレスがあり、前舌母音/ɛ/は、舌の前面を相手に見せるように、というその感覚がなかなか覚えられない。



    次はexercise。これはよく使うのでお馴染みの単語だったが、途中に r があるのは全く意識していなかった。



    イギリス英語の場合、音節末の/r/は発音しないが、私は米国発音を学習しているのでr は発音する必要がある。途中にある r は苦手だ。ゆえに意識して発音しなければならない。

    講師Elena

    emphasize /ˈɛm.fə.saɪz/ について、/f/は日本語にない音素なので
    難しいと思います。


    /f/は上前歯の先を下唇の少し内側に軽く接触させます。
    ここで歯と舌唇をグッと嚙むと隙間が無くなってしまうので
    噛んではいけません。



    軽い接触だと細かい隙間が残るので、そこから息を押し出します。
    /f/は無声音なので「息だけの音」です。



    上前歯の先と下唇の触れている部分で軽い摩擦が起こっているのを
    感じられたらOKです!



    /ɛ/は舌の前面を少し相手に見せるようにすると、自ずと/e/よりも
    縦広になり顎の位置も下がります。



    【ポイント】

    ■/e/はほっぺの筋肉を緊張させる笑顔の「え」
    ■/ɛ/はほっぺの筋肉を緩めた弛緩の「え」



    /e/と/ɛ/は両者とも「え」に聴こえますが音質が異なります。
    emphasize は他に発音が似ている単語が無いので、そこまで
    神経質にならなくてもよいです。



    ただ、以下のように1音素違いの単語がある場合はやはり/ɛ/の口を
    しっかりと意識した方が良いです。そうしないとlessonがlistenと
    聴き間違えられる可能性があるからです。



    ■ lesson  /ˈlɛs.ən/

    ■ listen /ˈlɪs.ən/



    実は/ɪ/は「い」と「え」の中間音なので「え」の音色で
    口の開きが狭すぎると/e/ではなく/ɪ/と捉えられます。



    /e/は二重母音で/eɪ/というセット使いです。だから、単品使いで狭い口の「え」に近い音ならば/ɪ/だろうと認識される、というワケですね😊



    最初は発音記号と口の形を紐づけるだけでも大変ですが、
    だんだんと慣れてきますので、先ずは母音チャートと
    お友達になってくださいね♪

    単語は「発音」と「意味」の両方できて初めて「できた」と言える、と学びました

    MYさん

    今日の最後の単語は、improvise。初めて見た単語だ。



    これは英検1級の単語だった。そりゃ私が知らないのも当然だと思った。意味は、即興で~する。



    Elena先生が説明してくださった。練習をして舞台に臨むのではなく、その場でいきなり「面白い話しをしてください」と言われたコメディアンが即興でネタを作って披露する。というようなイメージ。



    improviseの第二音節に子音クラスター/pr/があるから要注意だ。



    Elena先生から「発音を勉強しているとそっちばかりに気が行って、意味がおろそかになるので発音と意味の両方を押さえてくださいね。」とアドバイスがあった。



    今日は、発音も意味も難易度が上がったので復習を頑張らないといけない!と思った。

    講師Elena

    「発音」と「意味」の両方を押さえるのは当然のことなのですが、日本の教育ではどういうワケか、スペルと意味の照合で終わっていて、音声が置いてけぼりになっています。



    スペルが1字でも間違っていたら減点されるのに、どうして発音が間違っていてもOKなのか不思議だと思いませんか? そもそも発音のテストが無いというのもおかしな話しですが(笑)



    カタカナ発音で良しとするなら音読をさせる意味など無いですよね?
    理由はとてもシンプルで、そもそもカタカナ発音では通じないからです。



    ですが英会話スクールの外国人講師は、通じない発音でも「良くできました~」と褒めてくれます。ビジネスですから。しかも、日本語訛りの英語を理解しようと努力してくれます。



    海外では、こちらの訛りを理解しようとはしてくれませんし、理解できない英語を話すと、正直、相手にもされません。悲しいですよね。。。



    だから「自分の英語は通じる」と思い込んでいると、実際海外に出たときに痛い目に遭います。私自身が生き証人です( ´艸`)



    意味は知っているけど発音が通じない単語は「使えない」です。
    逆もしかりで発音ができても意味を知らなければ「使えない」です。
    意味と発音の両方ができて初めて「使える」と言えます。



    「発音」+「意味」=「使える英語」が基本形です。
    しっかりと取り組みましょう。



    Good luck and I’m Looking forward to seeing you in our next class°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

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