受講感想 22.9.21 STANDARD COURSE 単語と文法が簡単でも伝わる発音ができていますか?

    この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール

    イニシャルMIさん
    性別女性
    年代30代
    職業会社員
    TOEIC・英検などのスコアTOEIC930
    もっと詳しいプロフィール記事下をご覧ください
    目次

    単語と文法が簡単でも、伝わる発音になっているかどうかを確認することが重要

    今日は although other approaches might work this solution is the quickest. という課題文を練習しました。単語も文法も簡単なのに、初見の音声認識は苦戦しました。このセンテンス一つで、以下のように様々な改善点がありました!

    講師Elena

    MI さん、いつも受講有難うございます。

    良い点に気付きましたね。

    中学~高校レベルの簡単な単語と簡単な文法を使ったセンテンスは
    意味が分かるので発音も簡単だと思いがちです。

    ですが、先ずは単語が1つ1つ正しく通じているかどうかがポイントです。単語が通じないのに、センテンスで通じる英語にはなりませんよね? 

    というわけで、発音改善の順序は①音節・強勢・音素を単語単位で習得 ②連結・脱落・同化を文単位で習得、のように積み上げ式でトレーニングをします。

    MIさんは①音節・強勢・音素を単語単位の修得を履修済みなので、文単位のトレーニングがとてもスムーズになっていらっしゃいます。

    is the は イズザ ではありません!


    is the をカタカナで書くとどうしても「イズ ザ」となりますから、その通りに読んでしまいそうになりますね。 
    Elena先生から教わった考え方は、is ・the共に弱形なので、それぞれの音の長さは is(0.5) the(0.5)= 合計1 となるように 
    発音すると英語のリズムに乗れる、ということです。

    講師Elena

    そうですね、先ずは音節の数を合わすことが最重要です。

    is the は2音節ですが、イズザ は3音節です。

    発音記号で書くと良く分かります。

    /ɪz/ /ðə/ は2音節 (母音が2つあるから2音節)

    i – zu- za は3音節(母音が3つあるから3音節)
    ※日本語を発音記号表記すると分かり難いのでイズザはローマ字で代用しますね。

    つまりカタカナ発音すると母音が1つ多いので、リズムに乗れません。
    zuと書くと母音uが余計です。 uを除去すると/z/が残ります。
    MI さんはベーシックコースで/z/の口の形と音声は履修済みなので割愛させていただきます。

    /ɪz/ /ðə/をスムーズに発音する為のポイントは「/z/を弱く」「/ð/を強く」滑らかに繋ぐことです。

    上記の点を意識して /ɪz/ /ðə/ を練習していただいた結果、とても流暢に発音できるようになりましたね! 

    次は「弱形」の発音方法を練習しました。弱形とは、短く低く発音する音節です。/ɪz/ 0.5 /ðə/0.5 を合わせて1になるくらい速く発音していただくと、is the quickest. をリズムの法則に乗せて発音ができましたね。

    although otherのつなげ方

    音量が足りなかったのか other が音声認識されませんでした。 /ˈʌð.ɚ/の /ʌ/ にストレス乗っていない、とElena先生からご指摘を受けました。although other については、although /ɑːlˈðoʊ/の/ʊから /ʌ/ に繋げるためにはwで繋ぐテクニックを応用すれば良いのですね。文を発音するためには単語の発音ができていることが前提だと分かりました。

    講師Elena

    other 単体で発音できているのですが、although otherと2語連続になるとどういうわけか otherの発音が崩れていました。

    発音記号で表現すると、 /ˈʌð.ɚ/の /ʌ/が/æ/と発音されていることが多かったですね。長年の我流発音が定着してしまうと、正しい発音に戻すのがとても大変です。

    我流発音を矯正すのは、最初に正しい発音を習得する何十倍もの苦労を伴いますので、新出単語を覚える際は必ず発音記号とネイティブ音声を照合し正しい音を身に付けるようにしましょう。

    いつもお伝えしていることですが、音声にスペースはありませんから although と otherの間で声を切ってはいけません。声を出したまま繋げるために「繋ぎのw」を入れる練習をしましたね。このようにすれば、ブツ切れ英語になりませんよ!

    ほんの短いセンテンスなのに、これだけなおさなければならないところがありました。
    センテンスに入ると、課題を進めるのにベーシックの時より時間がかかります。もどかしい思いをしますが、基礎をきちんと押さえた上で挑んでいるため、Elena先生の説明をすんなり理解ができます。(もちろん、聞いているだけではだめで、実際に声にだして脳と口を連動させることが大切です!!でないとこのレッスンは成立しません。)
    難しい課題にぶつかるたびに、ベーシックコースで教えていただいたことの知識を復習できます。苦しいですが、発音できるようになった喜びは格別です!

    講師Elena

    文単位のポイントをすんなり理解していただいているとのこと、
    嬉しく思います。ベーシックコースで学んだことが役立っていますね😊
    その調子で4段階練習で復習していただき、次回は暗唱披露をお願いします。

    Have a great day(^▽^)/

    受講生MIさんの詳しいプロフィール

    中小企業の経理部員。幼少の頃よりテレビ・映画を通じアメリカに強い憧れを抱くが留学に踏み切れず、やりたいこともないまま大学卒業後は会社員・フリーターなど職を転々とする。30歳を目前にこのまま人生を後悔したくない、と思い、サンフランシスコ留学に踏み切る。英語が通じず毎日泣きながらもなんとか大学院で会計修士号を取得。帰国後も継続して英語を学んでいるものの、いまだに自身のカタカナ英語に自信が持てず、発音改善コースに申し込むことを決意。夢は、職場で流暢な英語でプレゼンをすることと、もう一度サンフランシスコを訪れてネイティブと楽しく会話をすること。

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