受講感想 22.11.11 STANDARD COURSE 単語1つで発音できるのに、センテンスでは発音ができない原因と対策

    この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール

    イニシャルMIさん
    性別女性
    年代30代
    職業会社員
    TOEIC・英検などのスコアTOEIC930
    もっと詳しいプロフィール記事下をご覧ください
    目次

    Rが無い箇所でRを発音してしまう原因が分かりました!

    MIさん

    私の発音にはなぜか余計な/r/音がはいってしまう傾向がありましたが、
    レッスンのおかげで徐々にその癖が治りつつありました。

    ですが、今日学んだ2センテンスで、また要らないところで/r/を入れてしまっていました。

    ◆The wait time for getting a seat is thirty five minutes.

    ◆Her pet bird died.

    five, diedの単語両方に含まれる/aɪ/の音に/r/が入っているとご指摘を受けました。単語単体ではきちんとできるのに、なぜかセンテンスになるとおかしくなってしまいます。

    講師Elena

    MIさん
     
    今日も受講ありがとうございます!

    単語単体では正しく口が動くのに、センテンスになると口が動かなくなる
    という現象は良く起こることなんですよ。

    一緒に原因を探っていきましょうか。

    音節単位で上げ下げを考えるようにする練習をしました

    MIさん

    何度か先生の後にリピートアフターしてみたところ、先生があることに気づいてくださいました。

    それは、/aɪ/の/a/で口を縦に十分開いていなかったことです。意識して大きく口を開いたら、今度はできました。

    先生の分析によると、どちらの音も直前に/r/を含んだ単語があるため、
    どうやら引きずられて/r/の狭い口のまま後続の単語を発音していたそうです。

    講師Elena

    thirty five と bird died を発音記号で表すと類似点に気付きます。
    母音を赤色に変更しましたので注目してください。

    ① /ˈθɝː.t̬i/  /fv/

    /bɝːd/ /dd/

    ①②ともに母音の並びがまったく同じですね?

    ここで母音の口の形をおさらいしておきましょう。

     /ɝː/ 口の開きは縦5mm (舌先が上がる)

     /aɪ//a/ 口の開きは縦3cm(前舌を前に出す)

    MIさんの口の形を観察すると、/ɝː/が狭いので、本来縦に広く開ける/a/ も狭いままになっていて更に/r/のように舌先が上に上がるような音が出ていました。/ɝː/ に引っ張られ
    てしまったんですね。

    「速さ」より「正確さ」を重視することで発音改善の近道だと学びました


    MIさん

    ご指摘のように口が狭いままとはまったく気づかなかったです!

    速くしゃべるために口が省エネモードになったのかもしれません。

    原因がわかれば、改善ポイントが明確になります。

    今、ちょうど自主練が終わったところなのですが、鏡を見ながら口の形をチェックしてやりました。

    明日またレッスンなので、成果を披露したいと思います。

    講師Elena

    発音トレーニング後はとても綺麗な発音に改善されていましたね!

    単語1つの場合は前後の単語の影響を受けないので正確に発音できるのですが、文中に入ると前後に来る単語によっては口をスムーズに動かせず、その結果、前の単語の音を引きずることがあります。

    そうすると通じない英語になってしまうので口の形を発音記号の指示通りに動かすというのは重要なことですよね。

    ただ、鏡で自分の口を見て練習しても、口の中までは見えないので1人で発音練習するのは難しいと思います。

    ですが、唇の形ならば外からでも確認できるので母音の場合は「縦」「横」「丸」、どの形にすればよいか常に留意してくださいね。

    また、速さより正確さ重視で練習することを心掛けてください。次回レッスンで素晴らしい発音を暗唱で聞かせていただくのを楽しみにしております!

    Looking forward to seeing you in our next class😊

    受講生MIさんの詳しいプロフィール

    中小企業の経理部員。幼少の頃よりテレビ・映画を通じアメリカに強い憧れを抱くが留学に踏み切れず、やりたいこともないまま大学卒業後は会社員・フリーターなど職を転々とする。30歳を目前にこのまま人生を後悔したくない、と思い、サンフランシスコ留学に踏み切る。英語が通じず毎日泣きながらもなんとか大学院で会計修士号を取得。帰国後も継続して英語を学んでいるものの、いまだに自身のカタカナ英語に自信が持てず、発音改善コースに申し込むことを決意。夢は、職場で流暢な英語でプレゼンをすることと、もう一度サンフランシスコを訪れてネイティブと楽しく会話をすること。

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