受講感想 22.11.10 STANDARD COURSE 意味は同じでもニュアンスが異なる文末の「上げ調子」と「下げ調子」

この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール

イニシャルMIさん
性別女性
年代30代
職業会社員
TOEIC・英検などのスコアTOEIC930
もっと詳しいプロフィール記事下をご覧ください
目次

意味は同じでもニュアンスが異なる文末の「上げ調子」と「下げ調子」

MIさん

日本語を話している時よく言われますが、私は語尾の上げ調子・上げ調子が時々おかしいそうです。自分では下げ調子で話しているつもりでも、語尾が上がっているそうです。

そして、英語発音でも同じ現象が起こっていることが分かりました。

Elena先生から「文末を上げ調子か下げ調子かで意味は同じでも相手にどう伝わるかが変わってしまうことがある」と指摘を受け、これは致命的な欠点だと思いました。

講師Elena

MIさん 
今日も受講ありがとうございます!

今日の課題文は His uncle is an opera singer. でしたが、これは「平叙文」と呼ばれ、単に情報を伝える文末下げ調子の文です。

文末を上げても意味は伝わりますが、ニュアンスが変わるんですよね。

下げると「話者はここで一旦話し終わった」
上げると「まだ追加情報がある」

という具合です。

なので上げ調子で発音すると、相手は次の言葉を待っているのに、MIさんが何も発話しなければ少し戸惑わせてしまうかもしれませんね。

その他、下げ調子には「命令文」「感嘆文」「疑問詞で始まる疑問文」もありますので参考にしてくださいね😊

音節単位で上げ下げを考えるようにする練習をしました

MIさん

今日の課題文は自主練で音声認識できていたので、正直自信がありました。

初回のレッスンで言われた通り「下げ調子」で練習していたつもりでしたが、私の中での下げ調子の定義はどうやら間違っているようでした。

Elena先生曰く、Singerのsingで下がっているが、そのあとのerで上がっているので下がり調子ではないとのことです。

なるほど、私はsingで下げたのでここで下がり調子になったと自分で完結してしまっていたんですね。しかし、その後のer でさらに下げなければならなかったのです。

なるほど!! 

講師Elena

そうですね、singerは2音節なので第一音節よりも第二音節を低く発音するようにすればこの問題は解決しますよね(^^)

singerを単体で発音していただくと問題なく下がり調子で言えるのですが、文単位になった途端に上がり調子になるという不思議な現象が起こっていました。

ですが、トレーニング後は下げ調子で、流暢に発音ができていましたので合格点に達しました。おめでとうございます!

文末の上げ下げは発音記号からは読み取れないから手書きのメモで対策しましょう


MIさん

音声認識ではここまで拾ってくれないので、先生に教えていただけなければ気づかずずっと上がり調子にしていたところでした。

レッスンを受けるたびに毎回新しい発見があるのでこの次はどんなところを改善できるんだろうと楽しみになっています。

講師Elena

嬉しいフィードバックありがとうございます!

レッスンで矯正済のセンテンスであっても、自主練していると無意識に別の方向に進んでしまうこともあります。

そのようなことにならないためにもネイティブ音声を1回聴いて自分が1回発音する「目を閉じてリピートアフター」を心掛けてくださいね。

ただ文末の上げ下げは発音記号で表記されないので、メモ的に発音記号の第二音節部分に下向き矢印を書き足しておくのも良いかもしれませんね。

Looking forward to seeing you in our next class😊

受講生MIさんの詳しいプロフィール

中小企業の経理部員。幼少の頃よりテレビ・映画を通じアメリカに強い憧れを抱くが留学に踏み切れず、やりたいこともないまま大学卒業後は会社員・フリーターなど職を転々とする。30歳を目前にこのまま人生を後悔したくない、と思い、サンフランシスコ留学に踏み切る。英語が通じず毎日泣きながらもなんとか大学院で会計修士号を取得。帰国後も継続して英語を学んでいるものの、いまだに自身のカタカナ英語に自信が持てず、発音改善コースに申し込むことを決意。夢は、職場で流暢な英語でプレゼンをすることと、もう一度サンフランシスコを訪れてネイティブと楽しく会話をすること。

管理人について

講師 兼 管理人のElenaです。

レッスンのご予約はストアカ経由で受付中:

私が運営する姉妹サイトでは私が今までに訪れた国や、これから訪れる国々の旅行関連の記事を書いています。ご興味ある方は是非立ち寄ってみてくださいね。

最新記事は「第二の故郷フランスを味わう旅にでよう」です。

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