BASIC COURSE受講感想・・・Flap T を学ぶ

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/t/の変種 ”Flap T” の口の作り方


 前回に引き続き、今日も/t/の変種を学びました。

Flap Tは、/t/が柔らかい/d/のような音に変化した音で、 /t̬/ と表記します。

この音を出すには舌尖を歯茎に一瞬だけ接触させます。

/t/や/d/のように舌尖を歯茎に力強く接触させてはいけません。

私の感覚としては、なんとなく舌をゆるめるようにしたら出しやすいように思いました。

matter  という単語で音声認識をしたところ、初回は次のような結果になりました。

“Mother murder murder murder murder”

できるつもりでやっていたのですが、似て非なる単語が認識されてしまいました。

発音分析の手順

何故これらの単語に変換されたのか? 

その原因を分析していきます。

まず、それぞれの単語の発音記号を調べて書き出します。

  • matter /ˈmæt̬.ɚ/ 
  • mother /ˈmʌð.ɚ/
  • murder /ˈmɝːdɚ/

1.音節の数を確認

すべて2音節なのでこれはクリアです。

2.強勢の位置を確認

これも全て1音節目に乗っているのでOKです。

3.強勢の乗る音節の母音を確認

これは明らかに違いますね。

/æ/・・・口を指が縦二本に広げるアとエの中間音 

/æ/が出したい音にもかかわらず、以下の音素として認識されています。

/ʌ /・・・親指縦一本分口を開いて喉の奥から出す短いア

/ɝ/・・・/r/を伸ばす音 基本形(口の開きは1mm)でアヒル口

ということは、口が十分開いていなかったんですね。以上を踏まえてもう一度挑戦しました。

結果のほどは・・・

“matter matter matter matter matter“
今度は音声認識できました!

認識されない原因はFlap Tではなく、/æ/の口の開き方だったのです。

今回の課題はFlap Tですが、単語はFlap Tだけで構成されているわけではありませんからその他の音素が原因で正しく認識されないことは良くあることです。 

ですが、原因が分からなければ改善のしようがありません。

闇雲に我流で何度も発音するより、音声認識の結果を分析しピンポイントで改善することで目標の音まで最短距離で到達できます。

/æ/を発音する際の苦手意識


/æ/を発音するときに縦二本分指が入るレベルで十分口が開いているか、
舌の前面が相手に見せられているか、
など複数の動きを考えてしまい、口の開きが遅くなる現象が起こります。

先生によると、閉じた/m/の口から/æ/に移行するのではなく、
先ず/æ/の口を想定しておいてから/m/を発音すると良い、とのことでした。

たしかに、子音+母音の組み合わせでは母音の口の準備をしてから
子音を言うと移行がスムーズですね。

苦手意識がすこし薄まりました。

会話中の発音の癖を指摘され、改善練習


レッスン前のスモールトーク中に、私の発音の癖をご指摘いただきました。


-ing系の単語のngは鼻音の/ŋ/だが、破裂音の/g/で発音している。


and やbutの語末の破裂音/d/ や/t/の音を有声音で伸ばしてしまう(例:アンドー・バットー)


次回、レッスン録画を一緒に確認しながら、癖がでているポイントを教えていただけることになりました。

発音上達のためにはまずどこが自分の改善ポイントなのかを知ることが必要ですね。

自分の癖を客観的に知ることができないので、ご指摘いただけるのはありがたいことです。

今日も充実したレッスンをどうもありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします!

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