この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール
イニシャル | SEさん |
性別 | 女性 |
年代 | 50代 |
職業 | ナレーター |
もっと詳しいプロフィール | 記事下をご覧ください |
本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。
リスニングやリーディングの教材は自分の語彙力より少し上のレベルが良い
今日の課題文は教材「CNNが振り返るジョブズの功績」
End of an Era P.18全文:
End of an Eraの”The iPod and…and the iPod Touch and the iPhone and all the things that are portable music players-you know, on paper, they have a 90 percent share of the market; in fact, they own it. 他
前回最後に初見で読んだページの振り返りからスタートしました。
初読みした時は「読むこと」に必死で意味を理解しながら音読する
余裕がなかったと伝えたところ、Elena先生より「podcastなどで英語のstoriesやnewsなどを聴いて初見でどれだけ意味が取れるか、瞬時の
理解度を上げていきましょう」とアドバイスを受けました。
また聴くと同時にどれだけ理解できるか「肌感覚」を意識すること、
興味のある分野からなら取り組みやすいこと等、リスニング力アップの
学習法を教えていただけました。
今回は原文を初見で聞く前に音声認識して、NGを確認する際に英文を
確認した際に意味も照合してしまったため、音声だけでどれだけ
理解出来ていたか確認し損ねてしまいました。
次回のページ以降は初見でどれだけ理解できたかチェックや、
Dictationも課題に加わりました。
そして最終目標として初見で、(音声のみ・文字のみ、いかなる場合でも)意味が100%理解できるように、との目標も掲げられましたので、
英語を聴いたり読んだりする機会を増やしたいと思います。
SEさん
いつもレッスン受講と、感想文のご提出有難うございます。
初めて聴く英語のパッセージを理解するためには、
発音力を伸ばすことが不可欠です。
その理由は、私達は日本語の音素やリズムで英語を
聴こうとするのですが、英語の音素やリズムは
日本語とかなり異なります。
第一に、音声を正しくキャッチできないければ、
意味理解に到達できませんから、発音矯正トレーニングを
通して英語の音素とリズムで発音できるようになって
いただきます。
ご自身の発音(音素・音節・強勢・連結・脱落・同化・
Flap T・省略形・リズム・抑揚など全て含む)がネイティブ
話者に近づけば近づくほど、相手の発音とほぼ同等の音を
出せるようになるので英語を聴き取ることが容易になります。
ただ、これだけでは不十分です。音が正しくキャッチ
できてもその意味を知らなければ理解することはできません。
ですから常日頃から「正しい発音で」語彙数を増やすよう
努力していただいております。
更に文法の力も意味理解に必要ですから、信頼性のある
文法書で、例文を暗唱するレベルで徹底的にマスター
してくださいね😊
また、初めて聴く(読む)英語のパッセージの理解度を
上げる方法として、ご自身のレベルに合った内容の教材を
使いましょう。
いきなり難易度の高い英文は理解できない部分が多い
ので、聴解や読解にすんなり入れないというデメリットが
あります。
自分のレベルに合っているかどうかは語彙数で判断
するのが良いですね。SEさんは平均語彙数が6,000語
なのでご自身の語彙数よりも少し上のレベルの教材で
英語を聴いたり読んだりすることをオススメします!
いま使っているSteve Jobsの教材はたまに難易度の高い
単語が登場しますが8割は高校卒業までに既習の単語
ですから、ちょうど良いレベルかと思います。
また、読むといっても音読と黙読は難易度が異なります。
今回は音読だったので発音ばかりに意識が集中して意味の
理解が低くなっていたと思います。
黙読の場合、目しか使わないので音読よりずっと楽です。
なので黙読したときの理解度が8割くらいの英文がちょうど
良いですね。
音読と同時に意味を理解するのは更にハードルが上がり
ますが、発音上達とともに徐々にできるようになりますよ。
科学的分析に基づいた発音矯正トレーニングは確実に発音を自分のモノにできる
新しいページでの単語の確認を終えたところで、もう一度P.18を
音読し録音音声を確認しました。
先生のご指摘を受け聞き返すと、やはり機能語(and, if, they’re等)の声が大きい声で長く、スピード感もメリハリもなく、簡単な単語が並んでいる箇所でさえ、たどたどしさが残っており、単語の語尾が上げ調子になってしまう私のクセも多々ありました。
音声認識でNGが減っていても、ネイティブ音声との違いは歴然ですので、次回に向けじっくり聴き直したいと思います。
今日もありがとうございました。
ご自身の録音音声とネイティブ音声を比較することで
違いが分かりますよね。
何が違うのかを精査し、自分の音声をネイティブ音声に
近づける作業は緻密で大変なことです。
ですが、科学的分析に基づいて口の形を改善すると狙った
母音の音を出すことができたり、呼気の量を調整すると
狙った子音の音が正しく出せるようになると、だんだん
楽しくなってきますよね(音素単位の理解)😊
内容語と機能語の関係性を理解すると、弱形(機能語)を
いかに短く小さい声で発音すべきか、が分かってきます。
(音節単位の理解)
英語の発音を習得するのは決して簡単でないだけに、
習得できたときの喜びは感動すら覚えます。
会話のベースは音声ですから先ずは発音の土台を作り、
正しい発音で語彙と文法の学習をし、同時進行で
外国人講師との英会話を継続していただければ必ず
英語で会話ができるようになりますよ!
°˖✧◝◜✧˖° Good luck °˖✧◝◜✧˖°
20年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい!と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1~)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい!です。
本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。