英語の発音、本気で直したいあなたへ
まずは「母音」からやり直しませんか?
「単語は知っているのに、通じない」
「リスニングがいつまで経っても楽にならない」
「英検やTOEICの点数はあるのに、会話になると固まってしまう」
その原因の多くは、文法不足でも単語不足でもなく「発音の土台」にあります。
とくに日本人の場合、母音の崩れが、通じなさ・聞き取れなさのいちばん大きな要因です。
英語は「文字」ではなく「音」でできています。
そして、その音の中心にいるのが 母音(vowels)=音節の核 です。
Elena式・発音メソッドの特徴
「11のステップ」で、発音をゼロから組み立て直す
Elena式の発音レッスンは、
場当たり的に「Rだけ」「リンキングだけ」を触るのではなく、
① 母音 → ② 子音 → ③ 音節 → ④ 音声変化 → ⑤ リズム → ⑥ イントネーション
という流れで、英語の音を“積み木のように”積み上げていく体系です。
ここでは、その全体像をご紹介します。
第1講座:母音 – 英語の音を支える「お母さん」のポジション
14以上の母音を、日本語の5母音から解放する
英語は、日本語の約3倍以上の母音を使います。
- /æ/ /ʌ/ /ɑ/ /ɔ/ /ɪ/ /iː/ /ʊ/ /uː/ /ə/ など
日本人はこれらを、ほぼすべて 「ア・イ・ウ・エ・オ」 に押し込めてしまいがちです。
その結果、
- ship /ʃɪp/ と sheep /ʃiːp/
- cap /kæp/ と cup /kʌp/ と cop /kɑp/
の聞き分け・言い分けができず、単語そのものが判別不能になります。
この講座では、
- 英語母音の「位置」と「口の形」を、図と音で徹底的に整理
- 日本語との違いを明確に意識化
- 「通じる母音」70点 → 85点レベルを目標にトレーニング
すべての発音・リスニングの土台をここで作ります。
第2講座:子音 – 音の輪郭をつくる「お父さん」と「兄弟たち」
/r/ /l/ /θ/ /ð/ /f/ /v/ など、苦手な子音を体系的に
母音が「音節の中心」だとすると、子音はその前後で形を作る存在です。
- 語頭の子音(onset)
- 語末の子音(coda)
を丁寧に整えることで、
- /r/ と /l/
- /s/ と /ʃ/
- /θ/ と /s/
など、日本人が混同しやすい音を、無理なく区別して発音できるようにしていきます。
第3講座:音節と語強勢 – 単語の「リズムの心臓部」
banana, information, computer…「どこを強く言うか」で伝わり方が変わる
英語は 強勢言語(stress-timed language) です。
同じスペルでも、どの音節に強勢を置くかで、伝わり方・聞こえ方が大きく変わります。
この講座では、
- 音節の数え方
- 強勢の位置の基本パターン
- 日本人がやりがちな「全部同じ強さで読む」クセの修正
を通じて、単語レベルの自然なリズムを身につけます。
第4講座:音声変化(連結) – 単語同士が「手をつなぐ」感覚
get_it → “ゲリッ”、take_it → “テイキッ” のように聞こえる理由
ネイティブの英語が「全部つながって聞こえる」ように感じるのは、
単語同士が滑らかに連結しているからです。
この講座では、
- 子音+母音の連結
- 子音+子音のなめらかなつなぎ方
- 実際の会話や映画のセリフを使った練習
を通じて、なめらかな英語の流れを体に入れていきます。
第5講座:音声変化(脱落) – 発音されない音の正体
“行方不明の音” が聞き取れない原因を解決する
● 語末 t/d の脱落(just → jus’ / and → an)
● 子音の連結で中央の音が落ちる(next time → nex time)
● /h/ の脱落(him → ’im / her → ’er)
● of の弱形 → ə(kind of → kinda)
● them → ’em(tell ’em)
など、「文字には書いてあるのに、実際には聞こえない音」がたくさんあります。
この講座では、
- どんな条件で音が脱落しやすいか
- 脱落しても意味が変わらない範囲
- 脱落を前提にしたリスニングのコツ
を学び、「発音されない音」込みで聞き取れる耳を育てます。
第6講座:音声変化(同化) – 隣り合う音同士が「影響し合う」現象
good boy → 「グッボイ」ではなく「グッボイ(gub boy)」に近くなる理由
英語では、隣り合う音が互いに影響し合い、別の音に近づく(同化)ことがあります。
この講座では、よく起こる同化パターンを押さえながら
- 日本語とはまったく違う音の“なじみ方”
- 同化を前提にしたリスニング
- 自然なスピードで話すときの口の動き方
を身につけます。
第7講座:文強勢 – 伝えたい「情報の核」にちゃんとアクセントを乗せる
内容語と機能語のメリハリで、英語らしいリズムを作る
英語の文では、
- 名詞・動詞・形容詞・副詞などの 内容語
- 冠詞・前置詞・代名詞などの 機能語
のあいだに、はっきりとした強弱の差があります。
この講座では、
- どの語を強く/弱く発音すべきか
- 日本人がやりがちな「全部同じ強さ」からの脱却
- 伝えたい情報を前に出すためのストレス配置
を学び、「通じるだけでなく、伝わる英語」に近づけていきます。
第8講座:英語の強弱リズム – 「拍」ではなく「ビート」で話す感覚
日本語の「タタタタ…」から、英語の「ター・タ・ター…」へ
日本語は モーラタイミング(拍リズム)、
英語は ストレスタイミング(強勢リズム) の言語です。
この講座では、
- 内容語のビートを中心としたリズムパターン
- 短い文でのリズム練習
- 早口になっても崩れないリズムの作り方
を通じて、英語らしい「ノリ」を体に入れていきます。
第9講座:イントネーション – 文末の上げ下げと「感情のメロディ」
質問文・確認・驚き・ためらい…すべては“音のカーブ”で変わる
同じ単語・同じ文でも、
イントネーション(抑揚)が変わると 意味や印象が大きく変わります。
この講座では、
- 文末の上げ調子・下げ調子
- イントネーションユニットごとの音の流れ
- 日本語イントネーションとの違い
を扱い、「実際の会話での聞こえ方」を意識した練習をしていきます。
第10講座:発声・スタイル・人格 – あなたらしい英語の“声”をつくる
ただ正しいだけでなく、「話す自分が好きになる」発音へ
発音が整ってくると、次に必要なのは
- 自然な声の出し方
- 話すスピード・間の取り方
- 相手に届くボリュームとトーン
- 感情やニュアンスの乗せ方
といった “スタイル” や “人格” の部分です。
この講座では、あなたのキャラクターに合った 「英語の話し方」 を一緒に模索していきます。
第11講座:フォニックス – 「文字から入ってカタカナ英語になる」パターンをリセット
正しい音の土台ができてから、文字と音を結び直す
多くの日本人は、
①〜③(音素・音節・強勢)を飛ばして、いきなりフォニックスに入るため、
「文字から入ってカタカナ英語になる」パターンから抜け出せません。
Elena式では、
- まず「音の土台」をしっかり作る
- そのあとで「綴りと音の対応」を学び直す
という順番で、フォニックスを“正しい位置”に置き直します。
どのレベルの方でも、「今いる地点」からスタートできます
- 英語は超初級だけど、最初から“通じる発音”で学び直したい
- 英検2級以上はあるのに、話すと全然通じない
- リスニングが長年の悩みで、そろそろ本気でどうにかしたい
- 将来、英語を使ってキャリアを広げたい
そんな方に向けて、レベルや目的に応じて
最適なスタート地点(講座①〜⑪のどこから始めるか)をご提案しています。
まずは個別の体験レッスンで、あなたの「今の発音」を一緒にチェックしてみませんか?
- 現在地の診断(母音・子音・リズムなど)
- あなたに合った学びの順番のご提案
- Elena式レッスンの進め方のご説明
- 質問タイム
体験レッスンはオンライン(Zoom)で実施しています。
▶ 発音体験レッスンの詳細・お申込みはこちら
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