本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。
この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール
イニシャル | SEさん |
性別 | 女性 |
年代 | 50代 |
職業 | ナレーター |
もっと詳しいプロフィール | 記事下をご覧ください |
数字の読み方には「正式」と「口語」があると知りました
教材「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」の
P.24「This $1299 product is faster than the fastest Pentium 2 you can buy」が前回の宿題でした。
まず音声認識させながら音読したところ、数字の1,299含め3回正確に音声認識できていたので、この文は合格になりました!
Elena先生の前での音読は毎回緊張しますが、無事クリアできて嬉しかったです。
次の一文「You can go out and buy a 400-megaherts Pentium II, and this thing smokes it」に移り、今の実力で音声認識に挑戦したところ、1回目は「Ⅱ,and」の箇所が「to end」と誤認識されました。
レッスン動画を確認したところ、Elena先生のおっしゃる通りandが長く強めだったので動詞のendと認識されてしまったことがわかりました。
それによってその前の単語がtwo ではなくtoという前置詞になってしまったようです。
また2回目で「400」が「whole 100」と誤認識されてしまった原因は /fɔːr/の/r/が弱く意識も欠けていたのでは?という先生のご指摘にも納得。
そして後半「thing smokes」では語頭の/s/の息の長さが足りていなかったので、前のthingにsがついて「things makes」と誤認識されました。
単語間の繋ぎを切らないようにしつつも音の強弱や長さ・息の量まで注意しなければならないと理解できました。
3回目では上記の注意を払いクリアできました。
SEさん
いつもレッスン受講と、感想文のご提出有難うございます。
$1299の発音ですが、数字で書いてあるとどう読むのか迷いますよね?
正式な読み方はone thousand two hundred ninty-nine ですが、口語でtwelve hundred and ninty-nineや、twelve ninety-nineという読み方もあります。
ネイティブ音声はtwelve hundred and ninty-nineですが、この読み方では正しく認識されなかったので今回はtwelve ninety-nineを採用しました。
数字は意外と戸惑いますので、普段から「正式」と「口語」の両方をスペルアウトできるように心掛けておくといいですね。
その他の誤認識された部分については、一般的な話しとして「語末は弱く」「語頭は強く」を意識すればほとんどの場合正しく認識してもらえると思います。
注意点は機能語に分類される単語は弱形発音になりますので、辞書から発音記号をコピペする際に「弱形」を選ぶようにしましょう。強形のままですと、andがendに認識されたりしますので要注意ですよね😊
最初は聴こえなかった超速の英語が聴き取れるようになる秘訣は発音にある
次に、実際のネイティブ音声を確認したところ、「You can go out and buy a」は箇所が0.5の速さでも聞き取れないくらい速く、0.25まで遅くしてようやくわかるくらいでした。
それを踏まえ単語間の音声変化を確認し、基本を理解しました。
この箇所は、強弱や抑揚もほぼなく言うことが次回の課題です。
1人の音声だけでなく、他のネイティブの話し方もYouglishで「You can go out and buy a」の部分のみ5人ほど聴いたところ、他の方は比較的聴きやすかったです。
同じ文でも、人によって速度や明瞭さに違いがありますが、どんな場合でも一発で聴き取れるよう教材音声を真似て習得したいと思います。
今日もありがとうございました。
ネイティブが速く不明瞭に話す箇所は、速度を落とすことにより
ある程度聴き取ることができるでしょう。
ところが、速度を落としても聴き取れない箇所もあるのですが、それは単語と単語の間で「連結」や「脱落」や「同化」などの音声変化が起こっているからです。
音声変化だけでなく「声の高低」や「母音の長短」のロジックを知った上で真似をすると英語のリズムが身に付いてきますよ。
課題文での徹底した練習が、外国人講師との英会話でじわじわと生きてくるのが分かりますから根気よく練習を重ねてくださいね。
それでは次回も、素晴らしい音読を期待しています!!
Good luck!
本レッスンで使った教材は「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」です。
生声CDと英語のスクリプトと対訳もついているので英語を学ぶ教材としてオススメです!
20年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい!と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1~)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい!です。