この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール
イニシャル | SEさん |
性別 | 女性 |
年代 | 50代 |
職業 | ナレーター |
もっと詳しいプロフィール | 記事下をご覧ください |
本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。
強弱を付けるために「強形」の手前で声を切らないことを学びました
前回の課題文(↓)の練習成果を確認するところからレッスンは始まりました。
The other thing that happened as a result of apple coming on the scene is that it really created a competitive environment for mobile phones that had never existed before.
正しく文字化されていたものの、Elena先生によって以下のような更なる改善点をご指導いただきました。
①created (/kriˈeɪt/)での二重母音エイの「イ」の方をもっと明瞭にすること。1単語だけでなくcreated a competitiveと次に繋がった場合も崩れないように練習しました。
その時、その意識に引きずられ繋ぎed a comまで遅くならないようアドバイスをいただきました。
またcompetitive/kəmˈpet̬.ə.t̬ɪv/はコmではなくクmの方が近い音で、よりスムーズに口が回るようレクチャーを受けました。
②scene( /siːn/)純粋な「イィ」であるところ「エ」の音が混じっているとのご指摘を受け、口をグーっと横に引くよう意識し直しました。
③coming(/kˈʌmɪŋ/)「ア」は「お」をイメージするよう、奥の/ʌ/と前の/a/をMRI映像でも比較検証し、調音点がどこにあるのか、舌の見え方の違いなども合わせ、「口を楽器と捉えれば、口の中の空間の広さによって音色が変わる!」と管楽器を用いての説明もわかりやすかったです。
④result( /rɪˈzʌlt/) 暗いLがRっぽくなっているとご指摘を受けました。語頭のrにつられていた気がします。そこで、/l/と/r/もMRI映像を比較し/l/は前、/r/は奥に舌が動くことを確認しました。
さらに/ʌ/+「う」のような音の暗いLもそこにあるよう発音すべきだと学びました。
またresult ofとの繋ぎでは、Flap Tがロに寄り過ぎているのでドに寄せるようアドバイスをいただきました。
⑤it really の繋ぎのitのStop Tも強すぎたため、もっとソフトにStopするようご教示いただきました。
上記を踏まえて、最後音読したところ、今日の最初の音読と比べて、カクカクしたところが取れスムーズで、改善されたところのポイントがよくわかりました!
今日もありがとうございました。
SEさん
いつもレッスン受講と、感想文のご提出有難うございます。
以前は単語を1つ1つ区切って発音されていましたが、
最近は自力で連結・脱落・同化・Flap T・省略形・弱形
などを駆使して発音できていらっしゃいますね(^^)。
今回は単語の内部、つまり音節と音節の間でも「切らない」
点に着目していただきました。
例えば created /kriˈeɪt/ の/ˈeɪ/を強調するあまり/kri/と/ˈeɪt/の
間で声が切れてしまっていました。
声は繋げたまま強弱をつけることに慣れていないから
「声が切れる」という現象が起こるのだと思いますが、
よっぽどのことがない限り、単語の内部は切らないでください。
流れるように音を連続的に発する練習を普段から大量にしておくと、
会話でも流れるように話せるようになりますよ😊
20年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい!と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1~)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい!です。
本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。