この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール
イニシャル | SEさん |
性別 | 女性 |
年代 | 50代 |
職業 | ナレーター |
もっと詳しいプロフィール | 記事下をご覧ください |
本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。
「原則」と「例外」を理解した上でネイティブ音声を聴くことを学びました
Elena先生、
今日の受講感想文を以下の通りご確認ください。
———————————————————————————————
今回の宿題は、課題P.16の音声ファイルの提出でした。
以下の2点を確認して5回分の録音ファイルを作成しました。
1.発音した音声が正しく文字化されていること。
2.録音音声を注意して聴き、対象の発音が改善されていること。
だいたいNGになる箇所が決まっていたので、そこに気を付けつつ、不自然にならないように音読するのに苦戦しましたが、今までのアドバイスを見直したり、原音を聴き直したりして練習を重ねました。
段階的に5ファイル提出しましたが、Elena先生より、やはり回を重ねるごとにスムーズになっていたとのお言葉がいただけました。
そしてレッスンにて音読を披露した際に、以下のとおり更なるアドバイスをいただきました。
①kind, trailerなど二重母音全般の口の動きがあまいのでさらに動かす。
②or, and→声量が大き過ぎる(機能語は弱形=短く小さい声)
③声を繋げる→母音と母音を繋げる練習がもっと必要
④launchは/n/が「ん」になっているが「ヌ」の手前の舌の位置を守る!
SEさん
いつもレッスン受講と、そし感想文のご提出有難うございます。
常日頃から思っていることですがSEさんの音読への取り組み姿勢は
徹底されていて素晴らしいですね! ここまでくると「研究」という
言葉が当てはまるレベルになりますね^^
実際これくらい深くご自身の発音を各方向から光を当てて、聴いて改善を継続することで、何をどのように直せばよいのかが、感覚的にわかるようになりますよ!
二重母音は発音記号通りに口を動かすこと、はいつもお伝えしている
ことですが簡単な単語ほどスルーしてしまいがちです。簡単な単語の
例としてkindの/aɪ/など「広い口」から「狭い口」に移行するタイプの
二重母音は特に気を付けましょう。難しい単語は気合が入るので意外と
見落とさないものです。
or, and, butなどは接続詞ですが、それ以外の「機能語」に分類される
品詞も原則「弱形」です。
弱形は短く・小さい声で発音します。
但し、話者が意図的に強形にする場合は例外的に「強形」となります。
ネイティブが弱形で発音しているのに、自分は強形で発音している
ということは「正しく聴けていない」という証拠です。
原則と例外を理解し、ポイントを押さえた聴き方ができるように
なりましょう。
母音と母音を繋ぐ方法については2通りありまして「yで繋ぐ方法」と
「wで繋ぐ方法」については次回ご紹介しますね^^
語末の/n/だけでなく、語中の子音の前の/n/も「ん」ではないんです。
つい気を抜いて「ん」で発音してしまうと少し違和感を感じてしまうので
細かいことですが舌先を歯茎に付けて正しく/n/を発音しましょう。
複数個所に意識を向けて一気に改善するのは到底不可能ですから、
先ずは一か所を「無意識でできる」まで練習をしてください。
一か所目ができたら2か所目を同様に取り組みます。
このように「無意識でできる箇所」を少しずつ増やしていきながら
繋いでいく練習をしていくと最終的に1文全てが無意識で発音
できるようになります。
1文が完成したら2文、3文と無意識で発音できる文を増やしていきましょう。考えているうちはまだまだどもったり減速したりしますが、大丈夫です。着実に一歩ずつ進んでくださいね^^
初回の録音と改善後の録音を比較することで上達がハッキリと分かりました
最初に録音した音読ファイルと今回録音した音声ファイルを聴いて比較すると、どれだけスムーズに流暢に読めるようになったか一目瞭然でした。
連結・二重母音・鼻音(n,m,ng)・子音クラスター、呼気の量など、
様々な角度から学び、無意識に語尾上がりになってしまう傾向も、
最初の録音と比較してから良くわかりました。
2ヶ月間じっくり丁寧に向き合ったからこそ、こうして出来るようになったことを実感でき、とても嬉しいです。
そして次のページに進み最初の音読・音声認識にトライしました。まだまだ読むことに必死で、読み間違いあり、意味を理解しながら音読する余裕もありませんでした。
それでもElena先生から最初のレベルが以前より上がっていると言っていただけたのが救いです!また一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。
今日もありがとうございました!
初回の録音と比較すると明らかにレベルアップされている
ことが分かっていただけてとても嬉しく思いました。しかも
次の課題文の初回クオリティも明らかに高くなっていましたよ!
何となく練習していても上達しているのかどうかが分からないと
モヤモヤしますよね? 発音改善するときは必ず録音ファイルを
残しておくようにしましょう。そして他の音声ファイルと区別が
付けられるように年月日とタイトルをつけておくことが秘訣です。
単語だけの発音改善は比較的簡単ですが、文レベルは段違いで
難易度が上がりますよね? 更に複数の文となると改善点が多く
頭がいっぱいになりがちです。でも結局は「音素レベル」で改善
する必要があるので、初心に戻り母音・子音の1つ1つを正確に
発音できているかどうかを客観的にセルフチェックする習慣を
つけてくださいね^^
客観的にご自身の声をネイティブと聴き比べ、ご自身の口元を
目視確認できるように動画で活用してくださいね。
Steve Jobsの教材は音声のみなのでネイティブの口の形をチェック
することができませんが、Youglishでお目当ての単語やフレーズを
ピンポイントで検索できるので、複数人の口の形を比較研究する
ことで「この音を出すにはこんな口の形を作ればいいんだな」と
見当付けることができます。
英語は日本語から遠い言語なので「研究レベル」で口の動かし方や
発声練習をしなければ習得できません。小さい子供であれば自然に
吸収できるのですが、大人になると日本語の音で脳が固定されるので
残念ながら子供のような芸当ができなくなっているんです(;´∀`)
でも大丈夫!大人でも真面目に練習する方は、SEさんを筆頭に
皆さま上達されていますから深~くじっくりと取り組んで
いただけると幸いです♪
I’m looking forward to seeing you in our next lesson✨
20年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい!と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1~)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい!です。
本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。