この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール
イニシャル | SEさん |
性別 | 女性 |
年代 | 50代 |
職業 | ナレーター |
もっと詳しいプロフィール | 記事下をご覧ください |
本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。
「dentally released /d/」で /d/から/ð/の移行が楽になりました
Elena先生、
今日の受講感想文を以下の通りご確認ください。
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Elena先生は、毎回感想文にもレッスンレビューにもコメントを寄せて下さいますが、今回レッスン前に以前やった箇所「He he primed them like you would pride you know」の「primed them /praɪmd/ /ðəm/」の補足として、dentally released /d/を用いると更に/d/から/ð/の移行が楽になると、わざわざ事前に解説動画を添付してくださいました。
レッスンの時間だけでなく、時間外にもこうして資料を探し、ご自身がどうクリアしているのかなど、わかりやすく的確な助言を下さるとは、なんて生徒思いの先生!と、その期待に応えたくトライした今回のレッスンでしたが、前回「ほとんどの単語が語尾上がりで語尾が長くなっている」とのクセは、まだ二重母音out(/aʊt)や長音母音 /ɔː/ で上がり調子が見受けられました。
SEさん
いつもレッスン受講と、そし感想文のご提出有難うございます。
私は受講生様が少しでも前進できるよう努力していますが、
それ以上にSEさんが頑張ってくださるのがこの上なく嬉しく
思います。
/d/から/ð/ の移行 (dentally released /d/)はできるようになって
いましたね👏 今後 /d/から/ð/ の移行は至る所で出現します。
例えば P.16だけでも以下の部分が該当します。
1行目 and the
7行目 invited the
9行目 and then
13行目 transformed that
過去のセンテンスも遡って練習ししっかりと定着させておけば、
次からは怖いものなしですよ😊
ネイティブ音声を今までもしっかりと聴いていただいていたかと
思いますが、我流の発音というものは自分で見つけにくいものです。
ですから録音した自分の声をネイティブ音声と比較し、語尾の
上げ下げまで含めて徹底的に異なる部分を排除していくような
考え方で改善を目指していきましょう。
単語間の空白の有無も含めてネイティブ音声に忠実に発音練習が最短距離
また今回electronicsでは/lek/の/l/が聴こえていなく他の単語に誤認識されてしまったので、弱形であっても相手に聴こえるように言わなければならないことや、choreographedは、それぞれの母音の口が曖昧だったので全ての単語で「母音の口をきちんと作る」という考え方を徹底させることの大切さを学びました。
同様に「trailer」や「amazing」では二重母音の副音/ɪ/も聴こえるよう、「automobiles」では二重母音/oʊ/で/o/と/ʊ/それぞれの口の形を
作るようになど、もう一度各単語の母音の口の形を確認(特に二重母音の2個目の音(副音)の口の形)し、単語間で空間が有るか無いかもネイティブ通りに見直すことが課題になりました。
今日もありがとうございました。
弱音節の声量は「強音節に比べて弱い」ということであって、
聴こえないレベルで弱いということではありません。ですから
今後ネイティブ音声が弱音節でどれほどの声量かを注意して聴く
ようにしてみてくださいね。我流で声量を調節するのではなく、
とことんネイティブ音声を真似ましょう。
二重母音の/oʊ/を例に挙げると、/o/が主音で、/ʊ/が副音です。
主と副の関係なので副音をあまりに小さい声で発音すると違和感が
あります。これも音節の関係と同じく主音と比べると副音の方が
弱いということであり、聴こえないレベルに弱めるということでは
ありません。ネイティブ音声を良く聴いてとにかく真似をしましょう。
カンマやピリオドがあれば単語と単語に一呼吸入れても良いですが、一呼吸すら置かずに弾丸のように次のセンテンスを話し出すネイティブスピーカーも居ますから、文字や記号に惑わされないようネイティブ音声をしっかりと聴いて、音声に基づいて真似をするように意識を向けていきましょう。
文字はあくまでも補助的な存在です。SEさんの目標が英会話であるならば、いち早く文字を脱却しましょう。
聴いた音声を瞬時に100%理解し、SEさんが発する英語を相手が瞬時に100%理解するレベルにするのが本講座の究極の目的ですが、そのレベルに到達するためにはネイティブ音声とほぼ同じ音を出すことができる、というのが最短距離なんですよ😊
I’m looking forward to seeing you in our next lesson✨
20年前より参加している映画祭イベントでは毎年海外からゲストを迎え、話す機会がありつつ英会話力の未熟さを痛感。数々の英語教材を購入してみるも向上は感じられずに停滞。そんな中2015年ドーハで開催された映画祭サミットに日本代表として参加でき、やはりもっと自由に交流を楽しみたい!と意欲が再燃。そのころにはオンラインでの英会話スクールが色々出始めていて外国人講師との生きた会話や毎日英語を口にする重要性を体感。そして次に韓国の映画祭では審査員として参加するも自分の発音に確信がなく、「正しい発音」を習得したいと思っていたタイミングで出逢ったのがElena先生の発音矯正(2019,1~)です。その時も今も変わらぬ目標は、また海外の映画祭に参加してみたいですし、英語を使って色んな方との交流を深めていきたい!です。
本レッスンは「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ&プレゼン」を教材に発音矯正レッスンをしています。