教材「スティーブジョブズ」で発音矯正　複合名詞は2語を1まとまりとして発音する

教材：「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ＆プレゼン」

今回の課題文はP.26の「IPod is an MP3 music player has CD quality music and it plays all of the popular open formats of digital music」でした。

まずElena先生より「弱形は短く小さい声」なのに長く大きい声になっていると指摘を受けました。でも、意識を向けるほどに声が大きくなってしまうという悪循環に。

そこで、対策として最初は大きな声になってもOKなので、先ずは音節に区切って大きな声で出来るようになるまで練習した上で弱音節を短くしていくよう練習方法を提示してくださいました。

短い音は自ずと声も小さくなるので随分とできるようになりました。

音節毎の強弱はできるようになったものの、更に細かい点の改善アドバイスをいただきましたので以下に挙げます。

①quality（/ˈkwɑː.lə.t̬i/）/w/の口の構えが出来ていませんでした。
スペルと発音記号を比較して改めて分かったことは、スペルにwの文字がなくても発音記号に/w/があれば、必ず/w/の口の構えを作る。

/w/はすぼめて突き出す口の形に意識が向いたため、口の奥を縦に大きく開く/ɑː/の開き方が不足してしまいました。奥広の「オ寄りのア」にするよう練習しました。その後、/ˈkwɑː/はできるようになったのに、/lə.t̬i/が乱れたりもして１つの単語を適切に発音する難しさを感じました。

②open/ˈoʊ.pən/では二重母音/ˈoʊ/で口の動きが足りておらず「オー」とノッペリ伸ばしている音を、しっかりと唇を丸めて「オゥ」と発音することや、「オープン」とカタカナ英語的に読んでいたので、「プ」ではなく/ə/の音を少しエ寄りのアにしました。理由はスペルのローマ字読みが「エ」であるけれど、弱形なので曖昧な音にして/pən/はペヌに近い音となることが理解出来ました。

音読に再度挑戦したところ、openの語末に気を取られopenとformatsの間を切ってしまったため、「open formats」は複合名詞なので音を繋げるよう指摘されました。

③format（/ˈfɔːr.mæt/）のɔːr.でɔːの「丸」→「狭」への移行、/æ/で縦広で舌は斜め前に押し出す感じ！そして、この２音節は「強・強」というパターンの強勢で、強い音節同士にも優劣があり、/ˈfɔːr/が優 /mæt/が劣であると理解し練習しました。

でも/ˈfɔːr/で、先走って/r/の口を作ってしまい/ɔː/抜け落ちたり、/mæt/に/r/が無いのに/r/の音が出てしまったりなかなか大変でした。

長母音/ɔː/は円唇で「高いオ」→「低いォ」へ、高音から低音に一気に下げるよう何度も練習しました。

以前より/ɔːr/が出来ていなかったので、しっかり見直せて良かったですが、まだ定着していないので、再度口の動きを整理し、練習し、最終的に習得したいと思います。

次の課題文「But the biggest thing about iPod is it holds 1,000 songs.」は、長い部分（大きい声）と短い部分（小さい声）に意識を向けて聴き込んでおきます！

今日もありがとうございました。