この記事を書いてくださった受講生様のプロフィール
イニシャル | MIさん |
性別 | 女性 |
年代 | 30代 |
職業 | 会社員 |
TOEIC・英検などのスコア | TOEIC930 |
もっと詳しいプロフィール | 記事下をご覧ください |
言語習得の理想的なプロセスは「音」が先「文字」が後
Elena先生の発音改善レッスンで言語習得過程についての説明を受けて以来、子供の頃どうやって喋り始めたのかをよく思いだすようになりました。まだ文字が読めなかった幼少期に、大人たちの話を一生懸命に聞いて音をまねていたのを覚えています。
確かに文字より音が先でした。
本来ならば音から言語習得プロセスを辿るのが理想ですが、大人の場合「母語の干渉」があるので英語の音を素直に真似することが難しくなるそうです。それに加え英語は、音と文字が一致しない例外が多い点も学びを難しくしているので、大人の学習者は「音声と発音記号の紐づけ」から始めるをことをElena先生は推奨されています。
「指示通り」の自主練手順を踏むことの大切さが分かりました
上手に発音できるようになるためには、漫然とレッスンを受講するだけでいけません。Elena先生のレッスンは、自主練の成果を次のレッスンで披露し採点をする、というスタイルなので「レッスン+自主練」のバランスで成立します。
自主練は①Repeat after ②overlapping③shadowing④Recitationの4段階の手順を踏むよう指示されています。
すこし英語が得意だからといって、①-③をすっとばしていきなり④Recitation(暗唱)をやって、できたつもりになってはいけません。(私のことです。)なぜなら、各ステップには次のような意味があるからだと教えていただきました。
①Repeat after(音声アリ・文字アリ)
ネイティブ音声を聴いた後で、90%レベルでネイティブ音声を真似る。ここで意味も押さえておく。
②overlapping(音声アリ・文字アリ)
ネイティブ音声に重ねることにより、ネイティブ速度を体感。
③shadowing(音声アリ・文字ナシ)
文字ナシでネイティブ音声に少し遅れてついていくことで文字から半分脱却。
④Recitation(音声ナシ・文字ナシ)
音声ナシ・文字ナシで発音することで完全自立。
Elena先生曰く①のRepeat afterでほぼ完全にネイティブ音声を自分のモノにしておかないとその後の②③④を練習しても成果が期待できないとのことです。確かに、基礎ができていないとカタカナ英語で文章覚えただけになっちゃいますからね。大変ですがこの練習で確実に上達する、というか上手くなるにはこの方法しかないんじゃないでしょうか。
因みにこの自主練は、ベーシックコースで学んだ「音素・強勢・音節」をほぼ理解できていることが前提となっており、当然ですがセンテンスの意味を最初に知っておくことも大切です。
まずは音から、コツコツ継続します!
中小企業の経理部員。幼少の頃よりテレビ・映画を通じアメリカに強い憧れを抱くが留学に踏み切れず、やりたいこともないまま大学卒業後は会社員・フリーターなど職を転々とする。30歳を目前にこのまま人生を後悔したくない、と思い、サンフランシスコ留学に踏み切る。英語が通じず毎日泣きながらもなんとか大学院で会計修士号を取得。帰国後も継続して英語を学んでいるものの、いまだに自身のカタカナ英語に自信が持てず、発音改善コースに申し込むことを決意。夢は、職場で流暢な英語でプレゼンをすることと、もう一度サンフランシスコを訪れてネイティブと楽しく会話をすること。