目次
/dr/の特徴
日本語と違い、英語には連続する子音が多数あります。
子音/d/と子音/r/の間に余計な母音を入れないようにしましょう。
/dr/は特に注意が必要な連続子音です。
/dr/の/d/は本来舌先が触れる歯茎より後ろ寄りになるので/dʒ/に近い音になります。
/d/と/r/を離さずに1つの音として発音するのがコツなので/dʒr/というつもりで発音するとうまくいきます。
※/dr/は語末に来ることはありません。
それでは/dr/について、更に詳しくみていきましょう。
/dr/の読み方
口の形: アヒル口から始める
舌の位置: 本来の/d/の位置よりも舌先の付く位置が後ろ寄りで、瞬時に/r/の音に移行する際に舌先を天井から離す。
筋肉: /d/の音で息を強く弾くためかなり腹筋を使う。
音色: /dr/を1つの音として短く強めに/dʒr/(ヂュラ)のように発音する。
/dr/を含む単語
【注意点】
●スペルと発音記号の関係: 上段=スペル、下段=発音記号を照合しましょう。
●1マス1音節: 例えばcathedral は3マスなので3音節となります。
●ストレスの位置: 文字サイズが大きいマスを強く読みます。
1音節 drink / drɪŋk/
スペル | drink |
発音記号 | drɪŋk |
※/dr/を1つの音として短く強めに/dʒr/のように発音した後に/ɪ/を繋げましょう。
1音節 drum /drʌm/
スペル | drum |
発音記号 | drʌm |
※/dr/を1つの音として短く強めに/dʒr/のように発音した後に/ʌ/を繋げましょう。
3音節 cathedral /kəˈθiːdrəl/
スペル | ca | the | dral |
発音記号 | kə | θiː | drəl |
※/dr/を1つの音として短く強めに/dʒr/のように発音した後に/ə/を繋げましょう。