この記事は英検1級・TOEIC925点ホルダーの
英語発音矯正講師Elenaが書きました。
海外に滞在するだけで英語が上達するという甘い考えは捨てましょう!
海外の語学学校に通うだけで英語が話せるようになると考えている人は要注意です!
いきなり結論ですが、そんな甘い考えでは話せるようにはなりません。
私はアメリカ・イギリス・オーストラリアなどの英語圏で働いた経験がありますが、何年住んでいても英語が話せない日本人も含むノンネイティブに何人も会いました。
外国でその国の言語が話せないと、どうしても同じ言語を話す人同士が固まってしまいます。私もオーストラリアでは日本人同士でアパートをシェアして毎日日本語漬けだったのであまり英語が上達しませんでした。
大体の人がこのような状況に陥ってしまい、ぬるま湯から抜け出せないまま英語は明日勉強しよう、、、と思いながら気が付いたら何年も経ってしまいます。
そうなると「今さら勉強するのもなんだかなぁ」とダラけた気持ちになってしまうものです。そして10年以上英語圏に住んでいてもなんちゃって英語しか話せないということになります。
留学先で英語力を伸ばすために日本で準備すること
留学に行った先で語彙数が足りなさ過ぎてモチベーションが下がり、やらなきゃいけないのにやる気が起きない・・・という状況に陥るのは良くあることです。
そうならないようにやるべきことは英語留学をする前に入念な準備をすることです。
少なくとも単語5,000語を覚えましょう。
本当に簡単な会話は2000語で事足りると言われていますが、実際はそんなものでは全然足りないと現地に行けば気付くことです。
でも、現地で単語を覚えるのって何か空しいんですよね・・・そういう空しい作業は留学前にやっておくのが一番です。
何故ならば留学先で最もすべきことは「会話」だからです。
でも会話するためには発音・単語・文法が必要だし、、、と堂々巡りにならないためにも留学前にできることをやっておかなければなりません!
語彙数を伸ばすと言っても先ずは自分の語彙数を知ることが先決ですよね?
先ずはWeblioの「語彙力診断テスト」を5回受験して平均を出してみましょう。初回の平均語彙数から伸びているかどうかをチェックするために1週間に1度の頻度で受験し、その結果を折れ線グラフで表示してみると推移が良くわかるので、ぜひお試しください。
聴きやすい発音をするのは相手に対するマナー
いま(2024年1月29~現在2月17日)フィリピンはバギオの学校で英語の勉強(IELTS)に来ていて、アジア各国から英語の勉強に来ている初中級者の生徒さんと英語で会話する機会があります。
先日、あるアジア人の方に積極的に話しかけられたのですが、出身国の訛りが強すぎて殆ど何を言っているのか分からないという体験をしました。単語を並べているだけなのですが80%の単語が聴き取れないと苦痛になるんです。
そこで感じたことは、初級の時期にこそ発音が大切だということです。
どうしてかというと、初級の時期には文法を使いこなして英作文ができないので単語を並べるだけになりがちです。そうすると、頼れるのは単語だけという状況となるわけです。この時に頼みの綱の単語が伝わらないと致命傷ですよね?
その伝わらない最大の原因が発音なんです。
伝わらない発音で一所懸命に話しても理解してもらえない辛さもあるし、聴いている側も単語毎に聴き返さなければならず、それでも理解できないことで苦痛になるので、お互いにとってしんどい時間を過ごすことになります。
このように会話が成立しないと疲れるので自分も相手もだんだん話さなくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。せめて単語レベルで聴き易い発音をするというのは、相手に対するマナーだと言えるのではないでしょうか?
フィリピン語学留学の様子を詳しく知りたい方は、私が運営するもう1つのサイトの以下の記事をお読みください^^
相手に通じる発音かどうかの判定は音声認識ソフトを使いましょう
聴き難い発音をする人との会話がしんどいということは、自分の発音が悪いと相手にしんどい思いをさせているのだなと分かりましたね?
では聴き易い発音とはどんな発音でしょう?
それは発音記号に沿った発音ということです。
発音記号が読めないばあいは、オンライン英語辞典などで「単語毎の音声」を良く聴いて真似をしてください。
ネイティブ英語話者が会話する時に音が繋がって聴こえるのですが、いきなりそのような話し方はできませんから、先ずは単語1つ1つの発音を完成させることが先決です。
以下にリンクを貼った「Google翻訳」などの音声認識ソフト(無料)を使ってご自身の単語の発音の音声認識をしてみてください。95%はこれで事足ります。Google翻訳はアクセスのしやすさが抜群なのでお手軽に使える点が評価できます。先ずは正しく文字化されることを目指してましょう。
ある程度Google翻訳の音声認識ソフトを使い込んだ方は、Microsoft Wordの音声認識ソフトに移行しましょう。
実を言うとWordの方がGoogleよりも聴き取り能力が上です。PC版はアカウントを作るのがひと手間かかるのですがこちらのリンクからどうぞ。
スマホ版のWordの方がPC版よりお手軽です。以下リンクを貼りますのでお試しください。
Wordの聞き取り能力は99%レベルなので信頼して良いですよ!ネイティブ音声を聴かせて正しく文字化ができれば、音声認識ソフトではなく、自分に問題があるのだと判断ができます。
私の個人的な意見としては①無料のWord 又は②無料のGoogle翻訳のどちらかで事足りると考えていますが、更に込み入った判定をしてもらいたい方は有料の「ELSA SPEAK」を使ってみるのも良いでしょう。
ですが、ELSA SPEAKを使っても、どのように口の形を作ったら良いか分からないという方が私の発音矯正レッスンを受講しに来てくださいます。
音声認識ソフトでどうしても認識されない時は私のレッスンにお越しください
私の発音矯正レッスンを受講された方からはELSA SPEAKで分からなかったことがクリアになったという評価をいただいておりますので気になった方はお問合せお待ちしております^^
英語留学はいきなり欧米ではなくフィリピン留学をおススメします!
英語を学ぶならネイティブから・・・と私も昔は思っていました。
それでオーストラリアの語学学校に入学したのですが、先生1人につき生徒が15人以上居るのが欧米では普通です。
授業が50分だとすると生徒の発言時間など3分あるかないかです。
そんな欧米スタイルの授業では英語を話す時間がかなり少ないので、なかなか上達しないのは当たり前です。それに引き換えフィリピンでの授業はマンツーマンが基本。
英語の上達には「会話量」が必要だという点に気付いた人はフィリピン留学がどれほど最短で目標に近づけるかが理解できるでしょう。
個人的にはオーストラリアでの経験はそれなりに良かったと思っていますが、目標に到達できなかったという点に於いては軽く失敗だったかもしれない・・・と認めたくないのですがそんな気がしています。
その後、本当の意味で英語が話せるようになるまでかなり遠回りをしたので、これから英語を本気で習得したい方には欧米に行く前にフィリピンで「会話力」をしっかり付けてから行くことを強くおススメします!
この記事では「正しい発音で単語を5000語」についてしか書いていないのですが、もちろん文法も必要なので「正しい発音で」文法の勉強も進めてください。
「正しい発音で」が秘訣なので、もし今「発音後回し」にしているのであれば今からでも気持ちを入れ替えてくださいね(^-^)
今後、フィリピン留学をご検討される場合は、いま私がお世話になっている留学エージェント「Hub」の田中さんに連絡してみてください。
留学前も留学後も手厚いサポートをしてくださり、本当に信頼がおける方だと断言できます。しかも、今通っている語学学校「API BECI CITY CAMPUS」の全般的な満足度も高いので、ぜひご検討ください😊
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