発音を改善すればリスニングも同時に改善できます


継続はチカラなり

継続はチカラなり

英語を教える立場だからこそ学び続けることが大切です

一度身に付いた外国語は常にブラッシュアップしていないと劣化してしまいます。 英語圏で5年以上生活していた当時はネイティブ並みに話せたのに、日本帰国後に英語を使わない生活をしていたので殆ど話せなくなってしまったというケースもあります。できるだけ多くの時間学習することは大切ですが日常的にそこまで時間を割けない場合は1日25分という短い時間だけは必ず捻出すると決心する良いでしょう。

何があっても25分は必ず英語で会話をする。それを365日継続すると9125分、つまり1年で152時間話す事になります。もし英会話学校に通う場合、週に1時間として月4時間x12ヵ月=48時間です。言語習得には絶対学習量が必要であり日本話者が英語を習得するには最低でも3000時間必要と言われています。中学と高校で1500時間は学習済なので残り1500時間学習する必要がありますが年に48時間の場合、習得するまでに31年もの歳月がかかるということになります。年152時間の場合でも約10年かかる計算です。

果たしてこんな長い期間かけられるか?と問われれば殆どの人がNoと答えるでしょう。残念ながら殆どの方が途中で諦めてしまいます。その原因は上達が見えないからです。一人で学習していても「正しい学習方法か?」「実際に上達しているのか?」と疑問が湧いても客観的に見る事ができない為、不安になってしまいます。

そこで立ち止まってはせっかくの努力が無駄になってしまうのですが気力が継続しないというのが正直なところですね。実際私もそうでした。初級レベルから中級レベルはスムーズに移行できましたが中級レベルの時期が気が遠くなるほど長く感じられ、勉強しても勉強してもTOEICの点数は815点から上に行けないまま悩みました。

このまま英語を続けても意味があるのだろうか?果たして私はもっと上に行けるのか?当時、海外営業(内勤)というポジションで仕事をしていたので業務上英語を使っていましたが形式的なメールのやり取りが殆どでした。たまに海外からクライアントやサプライヤが来ることもあり英語で会議をすることや会議資料を英語で作成することもありましたが上級レベルとは言い難いレベルでした。

では何を持って上級と言えるのか?と考えた場合TOEIC900点以上、英検1級だったと記憶しています。ですがどのようにしてそのレベルに到達できるのか全く見えておらず気持ちばかり焦っていました。いま振り返ると淡々とやるべきことをやるしかなかったと反省すべき点が多々ありますがたった一人で勉強していると暗闇の中でさ迷っている気持ちになることも良くありました。

ですがそのように迷う時間こそが削減対象であり、1つでも語彙を増やし1つでもフレーズを暗唱し1つでも使える文法を仕込む時間に充てれば良かったのです。当たり前過ぎることなのにその当時は気付くことができませんでした。だから三歩進んでは二歩下がりを繰り返し、微々たる前進を息絶え絶えに継続してきたからこそ自分の希望するレベルに到達できたのですが一つ言えることは三歩進まなくても良いので1日1歩を継続すればいいだけだったんだ、ということです。

一番悪い例は「日曜日、3時間勉強したから月曜から土曜は何もしなくてもいいや」という時間配分です。一夜漬けの記憶はテストが終わった瞬間に忘れてしまうように、日曜日に詰め込んでも翌日には殆ど忘れています。そして次の日曜日までには80%忘れた状態でまた勉強しても堂々巡りになります。これを継続しても実際に上達はしていないので「自分は上達していないのではないか?」と感じるのは当然です。

100%言えることは同じ3時間勉強するにしても1日25分の配分で7日継続しての175分≒3時間の方が記憶に残りますし英語という言語自体に慣れるスピードが加速されます。語学は暗記や練習ももちろん必要ですが「慣れる」ことも非常に重要だということを見落としている人が圧倒的に多いと思います。外国人と会話することに慣れていないから知っている単語も出てこないし、頭が真っ白になって文法もめちゃくちゃになることが多いのです。

慣れてしまえば落ち着いて考えられるのでそれだけでも大きな違いが生まれます。初めてDMM英会話の講師と英語を話すと焦りで心臓がバクバクするという方が多いですが毎日話す事によって「英語を話すこと自体べつに特別なことではない」という気持ちになることが大切です。

次に「母国語でない言語を話しているので話せなくて当たり前」と開き直ることも大切です。私たちは「完璧に話せない自分が悪い」とか「単語が思い出せないので講師を待たせてしまって申し訳ない」と思いがちですが、そんなことを思う必要は全くありません。完璧に話せたら英語を学ぶ必要もないので(笑) むしろ「母国語以外の言語で話そうと努力している姿勢そのものが素晴らしい」という考え方を定着させることができれば次のステージに進むことができるでしょう。

1~2ヵ月で外国人と落ち着いて向き合えるようになります。ここからまともな思考ができるようになります。この1~2か月の間にただ会話だけしていれば上達するか?と言われたら答えはNo.です。とにかく語彙・文法は淡々と自習することが必須です。自習で得た知識をオンラインレッスンで試してみるという事の繰り返しです。[自習=INPUT] [会話=OUTPUT]と考えると分かり易いかと思います。

私達は試験のためにINPUTしてきましたが、重要なのはバランスです。INPUTしたら必ずOUTPUTをすることにより必ず英語が話せるようになるのです。話せないという人はバランスを見直してみてください。私自身、バランスの悪い勉強法を採用してきたので良く分かるのですが「話せる事が重要」と思い込みある時期、会話ばかりしていたのです。当然スムーズに話せるようになりましたが、ある日ふと気付いたのです。「あれ?私、流暢に話しているように思うけど同じ単語や表現しか使ってない」と。

そうなんです。要は自分の知っている単語/表現しか使えないということなのです。単語の幅を広げるには読書したり文法書で基本に立ち返って様々な用法を確認したりという地道な作業が必要だったのに、私はそのようなINPUTを疎かにしていました。そして表面的な流暢さに自己満足していたのです。でも底の浅さに気付いて以来、どのように底上げするか?という事に悩みました。英検準1級から1級(TOEIC800点台から900点台)へ移行する産みの苦しみが始まったのです。

続く。。。

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